ディワリも本格的に明けて、マハラニヘナの契約栽培ヘナ畑の刈り取りも佳境です。この日も視察に向かうことになっています。

リビングに降りるとママがアルバムを持ってきて見せてくれました。

「ほら、あんたの写真もあるよ」、とソハンラルジ氏とヘナ畑で撮ったマハさんの写真を嬉しそうに指さします。こうして家族の写真と一緒にマハさんの写真も収められているのは嬉しいですね。
息子たちの結婚式や出掛けた先の写真も懐かしそうに見せてくれました。
ママは英語は話さないので、わたしはカタコトのヒンディ語の単語でコミュニケーションをとります。それでも気持ちは通じるもので楽しい時間でした。

この日は少し朝が早かったので朝食はいらないとお伝えしてあったのに、しっかり食べないとダメだよ!とトーストと蜂蜜をサッと用意してくれました。
この蜂蜜!ヘナ畑のある農園で採れた自家採取蜂蜜です。

農園にはさまざまなお花が咲いていますが、圧倒的にヘナの花が多いわけです。そういう意味ではこのはちみつはヘナの花の蜂蜜であることが濃厚です!!

帰国時にはたっぷりこの蜂蜜も分けてもらました。濃厚で美味しいですよ。

さて、ヘナ畑に移動して本日も視察です。この日は前日に続いてヘナブラザーズが依頼した現地のプロカメラマンが入ってドローン撮影が行われました。

マハさんのYouTubeやマハラニ公式のInstagramでも少しこの時のドローン撮影の映像が使われていますね。


この日はさらにリアルなヘナ刈りの様子や

刈ったヘナをトラックに積む様子や工場へ運ばれて乾燥させていくプロセスを見守ります。

もちろんその間に今日も御相伴にあずります。おじさんのバターミルクを勧められて美味しくいただきました。ラジャスタンの乳製品は本当に美味しいんですよ。

一緒に撮ろうと誘ってもらいました。

農園にはわんちゃんもいるのですが、なんとこの子はバイクに乗るのが大好き。「いくぞ!」と声をかけると喜んで自ら飛び乗ってスクッと姿勢を正して前を見つめます。
相変わらずランチタイムは笑いが絶えません。

ランチを終え工場に移動しようと歩いていると…
!!
ヘビ?!と思ったら、巨大ミミズ!!
予想もしない生き物と遭遇で、現実感なくて平然と見ていましたが今更ながら大きいですね。

この日はママも同行してくれたので家族写真です。立派に育った息子たちに囲まれて誇り高いでしょうね。可愛くて凛として本当に素敵なママです。

この日で契約栽培畑の刈り取りは終え、ヘナは乾燥に向かいました。今年はとにかく湿度が下がらずまだまだ不安要素はあるものの、晴れが続き気持ちのいい日に刈れたことは本当に喜ばしいことです。髪に塗れる日が待ち遠しいです。

家に帰ると女性陣がランチを作ってくれていました。

今日のランチも最高!チョーレー(ひよこ豆のスパイス煮)、オクラ、キール(セモリナのミルク煮)です。

そして来客のお土産だというドクラ。ドクラというとイメージするのはグジャラート名物のベサン粉などで作るふわふわのスポンジ状の食べ物をイメージするのですが、こちらはラジャスタンドクラはとうもろこし粉などをこねて作るそうで、もちもちしてかなりヘヴィな食感です。スパイスのきいたういろという感じですかね。

食事を終えるとティナが1着目のレヘンガが届いたから試着しましょう!と声をかけてくれました。
わー!!かわいい!
わたしが選んだのはターコイズとピンクを基調としたラジャスタンのウッデンブロックスタンプ柄にステッチワーク風のラインが施された布地です。
スカートとブラウスの袖部分が同じ布で、みごろだけ違う柄になっています。柄×柄!それでも馴染んでしまうのがラジャスタンマジック。ショールにもバンダニ風の模様が入っています。ショールがグラデーションカラーになってるのもラジャスタンらしいです。

早速着付けられていきます。

女性陣に取り囲まれ、飾られていきます。みんな嬉々としてしますね。どこの国の女性もオシャレをしたりさせたりは盛り上がるようです。バングルや髪飾りもティナがプレゼントしてくれました。

まだノリが効いていて布が固いのもあるし、何せ着慣れていないのもありぎこちないですね。

なかなか着こなせない!

「マハもクルタ着てきて!」と女性たちに言われて駆り出されました!新婚写真みたいだね!なんてみんなで大笑い。
この後色んなところに連れてかれてはたくさんのショットを撮られました(笑)
ヘナ刈り女性やママのようにしっくり着こなせる日は来るのでしょうか。次にここに来るまで家で練習しておかないと。
なんだか私の写真ばかり載せてしまった回となりましたね。お恥ずかしい限りです。
こうして日を追うごとに現地にすっかり馴染んでいくのでした。
つづきます。


