今年もいよいよお田植えシーズンを迎えました。
今年も食い扶持米、ササニシキ天日干し米を育てるプロジェクトが始まります。

今年は4枚の田んぼを作付けしますが、うち2枚は手押しの田植え機。
仲間のお子さん、高校生も初の手押し田植え機に奮闘。

あと2枚は急遽舞い降りた救世主?初めての試み乗用田植え機です。
数年前まではマハさんが全て1人手植えしていたのですが、大所帯となり田んぼも増えていよいよここまでやってきました!

それでも手で田んぼの中に苗を下ろす心は忘れません。
足跡のたくさん残る、人の足音を聞いて育ったお米です。

息子の参戦もあり大助かり。

ちなみにササニシキ天日干し米のラベルのイラストは息子である彼が書いています。

中学生くらいからチェーン除草は彼の仕事。
下の写真は3年前。

チェーン除草はまだ水中に雑草の芽が肉眼では確認できないくらい小さなうちにかけて、発芽した種を浮かせてしまいます。これでかなりの雑草の芽を摘むことができます。

方やこちらは竹箒除草。田植え後苗が根を張り活着した頃に行います。

茎元に稗の芽などが擬態して生え出しますので、苗も上から箒をかけます。

するとこんな発芽した雑草が浮いてきます。

実際は風に流されアルファルファのようにものすごい量が浮いてきますので、再度活着しないように念入りに網で掬いとります。


苗の欠損部分を見つけては補植をします。これは流石に人力の作業です。

このあとは苗の活着を待ち、しばらくは補植と初期除草が続きます。
朝晩の水の水位を観察調整、雑草管理、獣害への防御などこれから収穫までは毎日田んぼに足を運ぶ生活です。

今年も雄大な景色を眺めながら育つ無農薬ササニシキ天日干し米、みなさんにお届けできるといいのですが。
元気に豊かに育ちますように🙏
sameera