お茶の時間

昨日は雨の1日で今シーズン初、猫にせがまれ朝に薪を焚きました。

太陽が出ないので一日中冷え込みました。

昨日は雲に覆われていた八ヶ岳、今日見てみると案の定初冠雪でした。

富士山も雲の上から白い頭を見せています。富士山の冠雪も異例の遅さでしたが、今年はカラッとした湿度の低さが爽快な八ヶ岳とは思えない夏でした。秋の声を聞いてもなかなかその湿度は下がらずでどうなることかと思いましたが、ここ最近ようやく空気が乾いてきました。

ちょっとあったかいお茶でも飲みたいですね。

今日は挽いてあるのを切らせていたハトムギ茶を焙煎しました。

ハトムギはアートビーング代表の育てるお米の田んぼの隅っこで育てて、

よく乾かして脱穀して保存してあります。

数珠玉のようなハトムギの種を足踏み脱穀機で落とし、そのあと風選機にかけゴミを落とします。

あとは随時土鍋で好みの煎り具合まで焙煎します。煎っている時から香ばしいいい香りがします。

それをミルで挽いて

煮出して出来上がり。

ちょっとだけ飲みたい時用にティーバッグに詰めたりもします。でもお湯に浸しておくだけだと十分に色や香りは出ないので、基本は煮出したほうが美味しいです。

庭にはハーブや野草もたくさん生えているので、その季節ごとにいろいろなお茶を飲みます。

夏にはミントにコリアンダーシードをいれて。レモンとも相性がいいです。どれも身体の熱を覚ましてくれる効果があります。

レモングラスも体内に溜まった熱を流し去ってくれるのでいいですね。生姜との相性もいいです。

リンデンの木から頂いたお花でも。リラクゼーション効果が高いです。

やぶきた茶も育てているので

少量ですが蒸して、揉んで、お茶を作ったり。

冬場は室内に入れて鉢で育てているアラビアンジャスミンを緑茶に浮かべジャスミンティーも。蒸気にのって素晴らしい香りに包まれます。

こちはローゼルとドライアップルとシナモンをブレンド。

季節ごとにその香りと色と生命力を分けてもらえるのはとても豊かなことですね。あったかいお茶をいただきながら、植物の育ったこの一年を振り返るのも楽しい時間です。

sameera