春の畑はじまる

梅の花も開き始め、蝶が舞い始め、ようやく気持ちのいい季節になってきました。

今シーズンも仲間とやっている畑が始動。

まずは長ネギの作付け。長ネギは畑で8ヶ月くらい畝を占領するので畑の極に作付けます。

ジャガイモも収穫の早いもの、保存性の高いものなの組み合わせて5種類を作づけました。

土づくりをするだけで、無農薬、無施肥。天候と地力頼みの素人畑ですが、毎年立派な野菜がたくさん出来ます。

昨年の秋の終わりに植え付けたニンニクや玉ねぎも無事冬を超えて、成長が始まりました。

一緒に野花も元気が良くなりますので、作物の周りだけお手入れします。あと2ヶ月もしたら収穫でしょうか。

田んぼの水入れ前に畔の修理や補強もします。

今年もたくさんとれて皆様にもお分けできるといいのですが。

お昼は仲間と持ち寄りですが、材料もみんなで育てた野菜が多いです。お米や味噌はみんなで育てた自前、お味噌汁も材料持ち寄りで大鍋で作ります。

ちなみに卵焼きの卵も我が家の鶏の卵です。

同じ釜の飯を食べ、大鍋の汁を飲む。

大家族をまかなう畑や田んぼにみんなで出るのも大きな喜びであり豊かさだと感じられます。

そんな今シーズンの作付けが始まる中、昨年の収穫した玉ねぎの芽が出始めています。まだまだ残っているのだけれど。

手塩にかけた玉ねぎも無駄にはしたくないので、お得意の加工保存です。暇さえあれば芽の出た玉ねぎを見つけて加工します。

今回はインドカレー用のベースマサラです。

芽が出てる部分な苦味があり雑味になるので、そこだけは取り除き超薄にスライスします。

ギーで飴色になるまで玉ねぎの原型がなくなるくらいに炒めてベーシックなスパイスと塩を知れて更に炒めます。目安は内容物と油が分離してくるくらいまで。

さらに昨年の夏に大量にストック加工したトマトペーストを入れます。ストックもまだ少し残っているので、フレッシュなトマトが取れるまでには使い切りたいと思います。

また水分が滲んでこないくらいまで炒めて出来上がりです。

出来たマサラをジップロック、もしくは蓋付きの製氷器などに詰めて使いたい分を使えるように冷凍します。

こうしておくと、あとは使う時にココナツミルクやタマリンドジュースなどでといて味を整え具材を放り込んで煮立てばトマトベースのカレーの出来上がりです。エビカレーなんかだと冷凍のエビをストックしておくと簡単です。

これから農繁期に入ると、なかなかご飯の支度に時間が取れなくなってきます。収穫した作物をフルに活用しこうした手抜きもしながら今年も楽しく豊かに畑に出たいと思います!