体験談／お客様の声

ヘナ算・・・マハラニヘナは高くない [2020/05/07]

By ヘナペン 50代/女性 (神奈川県)

　100均ヘナから安全性を追求して徐々にグレードアップし、ヘナ歴6年目です。昨年、カード会社各社の20％キャッシュバックキャンペーンを利用して、憧れの石臼挽き購入に踏み切りました。機械挽きで十分満足しており、お値段がさらにアップするヘナを試すべきかどうか迷いましたが、究極の品質を見極めたいと思いました。評判どおり粒子が細かく、よくお湯となじみ、粘りが強いのでいつしかケープを使用しなくなり、数時間でも良い色に染まると思いました。

　前日の洗髪後、地肌にごく少量の油をすりこんでおくと、翌日ヘナしやすいです。これまで椿油や食用のオリーブオイル、〇ベアなどを使用してきました。この度、初めて石臼挽きヘナとセットで購入したアタルバオイルは使用感良く、ココナッツの香ばしい匂いに癒されました。冬季は固まるので、ビンの上部をお湯に浸けてちょっと溶かし、小指の爪ぐらいの量を掌に伸ばして地肌をマッサージしました。油は髪によくなじみ、枕がべたつくこともなかったです。

　ヘナする1時間ぐらい前に、台所でヘナセット（100均ミニボウル・ミニザル・ミニ泡立て器）ごと秤でヘナを量ります。50ｇを、髪の長さに関係なく地肌だけに塗布しています。ザルで塊をほぐしながら、同時にコップ一杯強の水をやかんで温め、１分もかけず計量カップに200㎖移します。熱湯でない触れる熱さの湯を３回に分けて入れ、泡立て器でかき混ぜると、すぐになじみます。ラップを軽くかけ、ホームベーカリーやこたつで30分以上保温すると、少し膨らんでもっちり、ホカホカのペーストが出来上がります。

　首に古タオルを巻き、腕カバーをするか汚れていい服を着て、ぴったりしたニトリル手袋をつけて塗布します。100均のヘアダイセットの櫛で、巾1㎝ずつ髪をすくい地肌に線をつけて、ペーストを指の大きさぐらいにつまみ取り、線に載せて塗りこみます。髪に油があると、この作業が各段に楽なのです。短時間でも染まることを知ってから、夕方スタートし3、4時間で風呂で流すようになりました。かつては長いほど良いという口コミを信じ、垂れてくるヘナ汁と闘いながら、オーバーナイトまでしていました。そのためか、一時期後頭部に強い痒みと、ひどい〇ぶ〇ただれが出て、アレルギーを疑いました。時間を短くすることで軽快し、現在トラブルはありません。

　インディゴはヘナした翌日以降、必要性とやる気が出た日、お風呂に入る前に上記の方法で25ｇにお湯100㎖を加えて練ります。ヘナほどの粘りはないですが、同じ方法で頭の前半分だけに載せ、キャップをかぶってすぐ風呂に入ります。対面する人から見える顔の生え際と耳の周りから頭頂にかけて塗るので、ヘナの半量で十分です。風呂で洗い流すので、載せる時間は15～30分、入浴時間内で終了します。

　他メーカーのヘナから機械挽きに変えたとき、大きな違いを感じなかったと感想を書いたのですが、その後、金茶の髪が落ち着いた赤茶色に染まっていることに気づきました。石臼挽きの使用でさらに深みのある色になったことを確信し、その上、オイルの使用で色が落ち着くとの衝撃の検証実験もあり（私も効果ありに1票です）、インディゴの使用が激減しました。かつてはめんどうで先伸ばしにし、生え際の金茶にギョッとして、慌てて重ね染めをしていました。インディゴはヘナよりも高価ですが、使用量が半分かつ頻度がヘナ4回あたり1回未満なので、ヘナの1/5以下買えば十分、お財布に優しいです。なしでもいけるのでは、とも思いますが、インディゴで後染めしたときのこげ茶色はやはりイイ色です。

　年をとっても続けたく、手間とコスパを追求し、さらにリーズナブルに購入しようとオークションやフリマも調べ、たくさん割り算した結果、最もお得だったのはアートビーングのセール/キャンペーンコーナーでした。商品入れ替え時のセールで、しかも送料無料のものが最も良心的で、当然ながら、量が多いものほどコスパが良いです。私の場合、ヘナ500gで10回分、月2回の使用で5か月分になります。製造から2年使用可とのことですので、使い切る期限を計算して購入できます。安心・安全・最高品質のヘナが1回600円～900円。初めは高いなと思ったけれど、生鮮食品と同じ、体に良いものは高くない。異国の地でロックダウンに遭ってまで、安定した品質を保持してくださるまはさんにただ感謝の一言です。なぜこのような難しいお仕事をするのに至ったのでしょう。

　白髪を隠すのに、ケミカルな毛染めを試すこともなく、最初からヘナに出会えたことはラッキーだったと思います。その一方で、古くからヘナを使用してきたインドの方々が、本物を手に入れられない現状に、申し訳なさも感じます。

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