ヘナ使用試験は重要な製造プロセスです
というわけで、髪だけでなく、髭も染めています。
今回、洗い流して驚いたのは、偉くオレンジ色が強いなと…。翌日、鏡を見て最初のオレンジ味がとんで、赤みがかなり強くなっているのでさらに驚いた……これも髭を染めているからすぐにわかる違い。伊達に白髪髭を生やしているわけじゃなく、、、これも職業柄、必須なもの、お道具としての白髪髭…ヘナの季節になると大活躍してくれるのです。
※一般の方は素手はやめましょう。手袋をしてください。手の染まりは落ちますが爪は落ちにくいです。万が一、染まってしまった場合は、レモン汁などをつけると消えるそうです。
2020年産の石臼挽きは挽きあがり、現在、検査結果があがり次第、製品化となります
この原材料を使用したのですが、さらに粉末化後、再々の検査を実施中。二重三重の検査を実施し、間違いがない製品をお届けできるように努力しています。
2019年産ヘナ石臼挽き(現行商品)と2020年産ヘナ石臼挽き(2021年2月後半提供予定)の染毛力比較
自身の白髪髭の染まりで、染めた翌日に赤みが強くなっているのに驚いたのですが、実験結果にもそのことがはっきりと出ています。2020年産は赤みが強いです。ただし、長所あれば欠点もあり、、、、2020年産は粘性が2019年産と比較して10%ほど低い…早い話、粘り気がやや少ないのです。
粘りが少なくなるとどうなるかというと、2019年産では100gのヘナを溶かすのに、4倍、400g のお湯で溶かしました。合計500gのヘナペーストができます。ところが、2020年産では、100g のヘナを溶かすのに、ヘナの重さの3.7倍、370gのお湯でちょうどよく、470gのヘナペーストができます。もし、500gのヘナペーストがほしい場合は、2019年産では100gのヘナ粉を溶かせば500gのペーストができたのですが、2020年産では106.5gでおおよそ500gのヘナペーストができます。6.5gも余分にヘナの粉が必要になるというわけなのです。
2020年産は眠気が後からやってくる
ヘナタイム、おおよそ1時間の間は何もない、、特に眠くなったりだるくなったりもしない、、、ところが、ヘナを洗い流してから1~2時間経過すると、ドーンと眠くなる遅効性。ヘナの日はゆったりのんびりくつろぎタイムとするが吉。