良く染まるヘナ

まは
人の丈ほどに成長したヘナの葉が付いた枝を刈り取って、24時間以内にパリパリに乾燥したヘナの葉を乾燥させています。
今年のヘナは若干、茶色っぽいです


まは
ところが実際は、ヘナの製造はそうは簡単にはいかないのです。今年は熱波が吹きませんでした。ヘナの収獲が行われているヘナ畑にいると、大半の人が卒倒しそうになる。理由はカラカラに乾燥した強い風=熱波が吹き、めまいがしてくる。ところが今年は、猛烈に熱くはありますが、熱波が吹くほどでもなかった。熱いことは熱いので、ヘナの葉はパリパリに乾いた………が、熱波がふかなかった分、乾燥にわずかに時間がかかってしまった。24時間ぎりぎりのところで乾いたので、その微妙な遅さがヘナの葉に若干、茶色味を帯びさせた………。ヘナの製造は本当に気を使います。こうした年は、現地では見た目を調整する緑の薬品、あるは緑砂などが混ぜ込まれる場合があります。マハラニヘナを現地で製造してくれるヘナブラザーズ社では一切の薬品を使いませんので、その年、やや茶色味を帯びた製品になればそのままの製品の仕上がりとなります。



