ハーバルカラー7で染めたら緑っぽく発色した

ハーバルカラー7ソフトブラック

発色には時間差がある……染めた直後は十分に発色していない!

天然の染毛料はヘアダイと異なり、染まり方が不安定です。特に染めた直後は十分に発色していません。ハーバルカラーの主成分であるインディゴの発色には時間差があり、湿った状態で空気に触れることで発色してくるからです。そのため、染めた後、ドライヤーなどで速乾させたり、乾燥の時期で髪がすぐに乾いてしまうと発色が止まってしまい、満足のいく色合いが出てくれませんので、髪がまだ湿っている状態でタオルを頭にまき、髪がすぐに乾かないように、ゆっくりとタオルドライさせます。

染めた後、発色不十分の場合の対策

上の写真の毛束は、ハーバルカラー7ソフトブラックで染め、2時間程度、自然乾燥させたものです。染まりがまだらに、緑っぽく発色している部分と、薄茶というか黄色っぽい薄茶に発色していたりする部分があります。
標準的には1日~数日すると茶色がかったグレー色、あるいは薄い渋茶色に発色してきます(写真下のアイコンのソフトブラックの1回目の状態が標準)。万が一、緑がかっていたり黄色っぽかったり、上の写真の状態のまま発色が進まないなど、染めた後に発色が十分に進まない場合は、入浴時、髪を濡らし、時間をかけてタオルドライしながら自然乾燥させますと発色が進みます。

一回では黒には発色しずらいので、こまめに続ける

また、ハーバルカラー7ソフトブラックは天然の植物性染毛料ですので、1回では黒っぽく発色しずらいため、間をあけて、再度、1時間染めてください。それ以降は、定期的に根本染め1回をこまめに続けるとよいでしょう。

ハーバルカラー7ソフトブラック