よく染めるためのインディゴの溶かし方

インディゴの溶かし方

インディゴの馴染ませ時間について

インディゴの溶かし方

従来、インディゴは溶かしてすぐに塗布してくださいとご案内していました。ただ、実際は溶かしてすぐには使いにくいです。インディゴの粉末が水を十分にすって、少しふやけたころ、5分~10分くらいしたころがペーストがなめらかになり塗布しやすくなります。ただ、10分以上、馴染ませてはいけないのか?どの程度までなら馴染ませ時間として、インディゴを水に溶かしてから放置してよいのかを実験してみました。

インディゴは溶かしたら30分程度、馴染ませる

インディゴは溶かして長時間寝かせると染まりにくくなります。つまり、溶かしてから時間が経過していくと染毛力が弱まっていきます。今回の実験では、馴染ませ時間が5分と30分ではほとんど染毛力に差がないですが、ただし、30分程度馴染ませたもののほうが僅かに染まりがよいです。では、馴染ませ時間が1時間ではどうなのか?1時間半では?あるいは2時間、寝かせる、馴染ませたら、染まりがどの程度悪くなるのか?についても追加実験を行いました。

インディゴは溶かしたら1時間以上は放置しない

インディゴを溶かしてから時間経過と染毛力の変化

30分とあるのは、インディゴを水に溶かしてから30分後に45分染めた。染め時間は共通の45分で、時間はインディゴを水に溶かしてからの経過時間。こうしてみると、インディゴは1時間までは馴染ませても問題がないが、1時間半以上経過するとじょじょに染毛力が衰えていくことが実験から言えるでしょう。