ハーブシャンプーを温かいお湯や熱湯などで何度溶かして「よしこれで大丈夫」という感じまで溶いても、髪を乾かす段階で細かいカスがフケにように落ちてきて、また、それでも髪にまとわりついて残っているのもあり、フケのように見えて困ります。ハーブシャンプーを完璧に混ぜ合わせて、フケのように髪にまとわりつかないようにする方法はないのですか？
髪にからみつくハーブカス
ハーブシャンプーをはじめとするハーブ粉は、ハーブをそのまま細かい粉末にしたものです。そのため、人によってはよく洗い流しても細かいハーブの残りカスの粉末が残り、髪を乾かした後にも落ちてくる場合がありまます。
髪が痛んでいると、ハーブの粉のカスが髪に残る場合がある
髪が傷んでいますと、髪の傷んだ箇所に洗い流してもハーブ粉末のカスがひっかかったままになり、洗い落ちなかったものが、髪を乾かした後にハラハラとフケのように落ちてくる場合があります。
通常、ヘナやハーブ洗髪を続けますと髪や頭皮が改善され、徐々にハーブカスが髪にひっかかりにくくなります。
ハーブカスを落とす髪の洗い方
ハーブシャンプー後にすすぐ際、お湯やシャワーなどを頭にかけて、念入りに洗い流した後…
続けて、タライにお湯をはり、頭を入れて髪全体をお湯の中でもみながらすすぐ。
髪のタライ洗いはかなり有効でお湯をかえながら２～３回のタライ洗いを行いますと、髪や頭皮にひっかかっていたハーブカスが浮いて落ちやすくなります。
また、もし、完璧にハーブの粉カスを取り除きたい場合は……
ハーブシャンプーの煮出し上澄み液を使う
ハーブカスがどうしても気になる場合は、沸騰したお湯にハーブシャンプー粉を落とし、ハーブ粉が沈殿するまで置いた上澄み液を使う方法もあります。数時間～一晩程度、放置するとハーブ粉が沈殿します。
ただし、この方法の場合、ヘナの配合率の高い、緑のラベルの元祖「香る髪」はヘナの色素が展開してしまい、手や爪が汚れる原因となりますので、不向きです。
香りをつけてある（アロマ配合の）香る髪シリーズのものも、せっかくの香りが飛んでしまうため不向きです。
また、水に溶かしてしまいますと生もの扱いになり、冷蔵庫保管されても１週間が限度となります。
