ヘナの染め始めは、色落ちがひどいことがある
ヘナ染め始めの頃は、ほぼ全員の方がヘナの色落ちを体験しますが、回数を重ねていくと低減していきます。
特に髪が傷んでいる場合は、かなりひどい色落ちをすることがあります。色落ちとは、ヘナの色が薄くなっていく色落ちだけでなく、髪を洗っている際に、実際に髪から赤茶っぽい色水が流れてくる色落ちもあります。
タオルが汚れる、白い服の襟が汚れることも
髪を洗うたびにヘナ色の水が延々と流れてくる
髪をふいたタオルが茶色っぽく汚れた
ブラウスの襟部分が汚れた
枕が茶色っぽく汚れた
ヘナ色の汗が頭から流れてきた
………などなどありますので、
ヘナの後には白っぽい服は着ない
枕の上に汚れてもいいタオルなどを置く、汚れてもいいタオルを使用する
………などの注意が必要です。
ヘナの使い始め、最初に染めた際によくある「ヘナショック」について
ヘナの染め始めはひどい色落ちだけでなく、髪がごわごわになったり、ぎしぎししたりと、がっかりするような状態になることがあります。これはあくまで使い始めの一時的な状態…これをヘナショックと呼んでいます。このヘナショックについて知っておきましょう。
ヘナ染めの回数を重ねる度に色落ちは低減していく
ヘナの回数を重ねるうちに、この色落ちもかなり減少してきます。また、実験では、ヘナをお湯で洗い流し、一旦乾燥させた後に酢などでリンスをすると、色落ちが軽減するようです。
ヘナを洗い流す際に髪がぎしついて絡み洗い流しにくい場合は…
タライにお湯をはって、頭をタライに入れ、髪をもみ洗い、これを数回します
最初は一時的にこうした問題が発生しますが、何度かヘナを繰り返していくと、ヘナを洗い流す際も、するっとヘナが流れ落ちていきます。詳しくは以下を参考にしてください。
ヘナ後、市販シャンプーで洗うと色落ちしますのでお湯洗いで洗い流してください
一般的にヘナを洗い流す際、シャンプーなどが使われる、薦められるようですが、これは「ヘナの色落ち」の観点では誤りです。ヘナなど天然の草木染めはお湯で洗い流すのが最も適切で、過剰にシャンプー剤を使用すると色落ち、色褪せが発生しますので注意が必要です。
ヘナの色落ちを防ぐために酢止めは効きますか?
ヘナ染めの後、「酢止め」することで色落ちが低減するようです。詳しくは以下のページの実験をご覧ください。