ハーバルカラー染め方のコツ
ハーバルカラーは、お湯に溶かして、そのまま髪に塗って、1時間で洗い流すだけ。さほど難しくありませんが、コツがいくつかあります。
1)ハーバルカラーを溶かすお湯の温度
溶かして、すぐに塗れる程度の温度がよいです。
熱湯はヘナやインディゴの染毛力を弱めますので、使用しません。
理想は50~60度くらいで、溶かしたら人肌より熱いくらいのペーストとなり、ホカホカの状態で髪に塗れる程度がよいでしょう。
お湯に溶かしたら粉がなじむまで15分くらいしたら、すぐに塗る、これがハーバルカラーの染め方の基本です。
2)塗るには、手袋をした手か、ハケで塗る
ハーバルカラーをマヨネーズ状に溶かせば、手で塗れます。このやり方は、髪全体を染めるには適切でしょう。
ただし、白髪が色味に染まった後は、髪全体を毎回ハーバルカラーで染める必要はなく、部分(根元)染めを繰り返しましょう。
根元を染めるには、ハーバルカラーをお湯で薄めに溶かし、ゆるめのペーストにします。垂れやすいため、刷毛に沁み込ませて髪をかき分けながら、根元を中心にペーストを塗ります。こうすると、量も節約になり、また塗る時間も短縮し、洗い流すのも早いです。
3)ダマを防ぐためにフルイがけをする
製品は鮮度を保つために真空パックになっているため、ダマになりやすいです。
製品を開封する際に、コツがあります。
アルミパックから透明な真空パック袋を出し、真空パック袋に針を指して穴を開け、空気を入れます。
空気が入ったところで、袋の上から手で揉みほぐします。
さらに、フルイがけするとダマにならず、綺麗なペーストに仕上がります。
ハーバルカラーでいつも美しい髪を維持するには、1週間~10日に一回などの白髪の伸びる速さに応じてハーバルカラーを1時間、これを繰り返すことです。
そのためには、出来る限り簡単に、ささっとやれるやり方を習得されるといいでしょう。
お湯で溶かして、さっとハケで塗って一時間で洗い流す。
これですと、入浴前のちょっとした時間を使って白髪染めができます。
こうして、ご自身で定期的に綺麗に白髪染めされ、低コストで安心な白髪染めができると、お喜びの声をいただいています。