ローズ粉のビタミンCが染毛力に影響を与える
ローズをヘナに混ぜた場合、一瞬、濃く染まったかのように思えたのですが、数日すると若干色の深まりが弱いようにも思える結果となっています。真上の写真がヘナ+ローズで染めた翌日、それに対し、以下が数日後の写真。
ただ、左側のヘナのほうはローズの影響が微妙にとどまっているところが、右側のインディゴについてはローズ粉を混ぜることで、染まりが阻害されていることがはっきりとわかりました。
〇ローズとヘナ
✖ローズとインディゴ
✖ローズとハーバルカラー(インディゴが配合)
ローズに含まれるビタミンCなどがおそらくインディゴの染毛力に影響を与えるため、インディゴとインディゴが配合されているハーバルカラーに混ぜな危険!ということがわかりました。ヘナについてはローズ粉は混ぜると心地よい!です。
ビタミンCは染まりに影響する、特にインディゴには悪い
ビタミンCが豊富に含まれる「アムラ」をヘナやインディゴに混ぜて染めてみたところ………
予想通り、インディゴにアムラを混ぜると、アムラのビタミンCにてインディゴの染毛力が弱っています。ところがヘナの場合は、アムラによって染毛力があまり影響を受けないようです。
実際は今回の実験ではアムラの量がヘナの10%であったため、大きな影響はありませんが、ただ、アムラの量を増やしていくと、ヘナの染毛力も弱っていきます。ヘナの場合はローズ粉、アムラは、適量であれば大きな影響を受けないが、インディゴの場合は途端に染毛力が弱くなるという実験結果でした。
使用感がよいローズヘナ
ローズヘナを始めてから、ヘナにローズを混ぜるのが定着してしまいました。理由はローズの使用感の心地よさ、これに尽きます。