上の写真は、カラーリングを繰り返し、傷んでしまったダークブラウン系の茶髪(茶髪よりは暗め)にヘナをした直後の写真です。カラーリング剤でダメージ髪のため、ヘナカラーが激しく入っていますが、これも一時的です。まず、最初に、以下のヘナ前の写真を見てみましょう。
カラーリングの染まり色は茶髪ほど明るくなく、ダークブラウン系ですが傷んでおり、髪に生気が失われている。ヘナを洗い流した直後が下の写真。
ヘナでオレンジ色が一時的に強く出るものの、髪の輝きが戻る
赤オレンジ味が強くでているとはいえ、髪が引き締まり、生気、艶が蘇っています。繰り返し染めた毛先い近いほうの部分が痛んでおり、傷んだ箇所にはヘナが多く入りやすく、その部分が赤オレンジに発色しています。上の写真はヘナを洗い流した直後で、この状態から三日もすると以下のように色味が落ち着きます。
ヘナの赤オレンジ味がかなり落ち着いて、ヘナ前の状態よりやや赤味がある程度に落ち着いてきています。
傷んでいる髪はヘナで繰り返し染めることでトリートメントされる
カラーリング剤などで髪を痛めてしまった場合、ヘナをするとオレンジ色が一時的に激しく入り、それが落ち着きます。これを繰り返していくと、オレンジ色が激しく入ることはなくなり、同時に、ヘナで髪のトリートメントが進み、失われていた髪の輝きが戻り始め、手触りが改善していきます。
ヘナは染めた直後の色で判断せず、特に初めてのヘナの場合、三日~1週間待ってください。
多くの方が初めてのヘナの際、ヘナカラーの赤オレンジ味が激しく入り、驚いてしまいます。現代人は過度なケア(カラーリングやパーマ液など)によって髪に負荷をかけ、髪が痛んでいることが多く、傷んでいる髪はヘナカラーが入りやすいのです。
以下の例を見てもわかるように、傷んでいる髪にはヘナをした直後はヘナカラーが「一時的に」激しめに入ることがあります。
実は初めてのヘナではカラーリング剤のダメージヘアはヘナカラーが激しく入るだけでなく、ヘナショックという、髪のごわつきなどの症状に見舞われることがあります。ヘナショックについては以下の参考にしてください。