モデルはAyurveda Kandy の笹生実久さん。彼女は白髪がパラパラの生えてきているため、定期的にヘナをしている。日陰では白髪があることさえ、ほとんどわからない。
冒頭の写真を拡大して、よくよく見ると茶色い線のように白髪がヘナで茶系に染まっているのがわかる。
実久さんとは、彼女がインドワゴリにあるアーユルヴェーダ大学附属病院のパンチャカルマで来印した際に知り合いとなり、ヘナモデルをお願いすることになった。
野外など明るいところでのヘナカラー
野外では全体的に茶系を帯びた髪に見える。ヘナ特有の発色。
実際に白髪の比率は1割に満たない程度。でも、白のままに放置すると、そこそこ目立ってしまうところ、ヘナすることで黒髪がワントーン明るめになり、白髪は茶系に染まることでパッと見、白髪があるとは全く気が付かない。
近くでよく見ると、茶色に見える筋、これがもともと白髪でヘナで染まった部分。それ以外のところは黒髪がヘナを繰り返すことで赤味が入った部分です。さらに接近してよく見てみると、ヘナで赤茶に染まった白髪部分と、黒髪にヘナが染まって明るめにトーンが上がっている部分が明るいところでははっきりわかります。
日陰ではヘナカラーがわからない
黒髪にはヘナカラーは入るとも入らないとも言い切れない理由を示す一枚の写真。ヘナカラーは明るいところ、野外などでは黒髪に色が入っていることがはっきりわかるものの、日陰や暗いところでは黒髪に色が入っていることがほとんどわからなくなります。
撮影前にマハラニヘナ石臼挽きで3回程度、染めてもらいました
モデル:Ayurveda Kandy 笹生 実久
撮影:鈴木 颯馬
実久さんは定期的にヘナはしているものの、今回、撮影するにあたり、マハラニヘナ石臼挽きで毎週1回、3連続、染めてきていただきました。そのため、明るいところではヘナが白髪だけでなく黒髪にも入っていることがわかります。
また、アーユルヴェーダセラピストだけあって、ご自身も定期的にオイルを使用しヘッドマッサージをしているため、髪がツヤツヤに仕上がっています。
ヘナ染めだけでなく、オイルも一緒に上手に使うことで、いつも艶々、サラサラの髪に仕上げることができます。