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ヘアドライヤー使用でインディゴが紫に発色します
インディゴは、ヘナ白髪染めの後、インディゴ後染めで洗い流した後、ヘアドライアーなどで速乾させますと、紫に発色します。それが下の写真の左、紫に発色する白髪束です。
上の白髪束は、同じようにインディゴの水溶液に漬け置き、洗い流して、Aはドライヤーなどで速乾させたもの、Bは湿らせたまま放置したものを、その翌日に発色を比較したものです。ヘアドライヤーなどで速乾させた場合は、紫発色になります。
インディゴが藍色、青色に発色するプロセスを知ってください。
インディゴは湿った状態で空気にふれて酸化しますと、藍色に発色してきます。
インディゴを洗い流した直後は、髪が緑っぽく発色しており、これは、インディゴの色、藍色が十分に発色していないことを示しています。この際、ヘアドライヤーで乾燥させてしまうと、インディゴの発色が十分にできず、紫色に変色してしまいます。
インディゴを十分に発色させるコツ:タオルドライ
インディゴを洗い流した後、すぐにヘアドライアーなどで乾燥させず、髪が湿ったままの状態でタオルを髪にまいておくだけのタオルドライをしてください。タオルドライなどで、湿ったままの状態をしばらくキープさせ、1時間程度、自然乾燥させますと、インディゴがよく発色します。1時間程度、タオルドライで髪が湿ったままの状態をキープしていただいたらヘアドライヤーなどをお使いいただいてもかまいません。
また、インディゴをした翌日など、入浴時に、髪を濡らすと、湿り気と空気でさらに発色が進みます。