質問
インディゴを洗い流して髪を乾かした後、髪を触ったら手が青くなりました
まは
インディゴは色落ちしやすい染毛料
ヘナは髪のたんぱく質に結合して染まるといわれています。そのため、色落ちということではインディゴほどはひどくありません。ところがインディゴはヘナと比較した場合、色落ちしやすく扱い辛い染毛料であるといえるでしょう。
インディゴは油染み
インディゴを塗布している間はインディゴの色の素である藍色成分が髪に浸透しているだけで、インディゴで髪を染めている間は髪は藍色に染まってないのです。髪が藍色に染まり始めるのはインディゴを洗い流し、無色の藍色成分(インディゴの色の素)が空気に触れることで藍色に発色することで染まります。インディゴの藍色成分は水溶性で、空気に触れることでインディゴという青い油に変化し、髪の内部や表面の藍色成分が油染みとして髪を染めるのです。
髪の表面で油に変化したインディゴが手に青くつく
髪の内部、表面の藍色成分が空気に触れて青い油性絵具になったと理解してください。髪の内部に浸透して油汚れとして付着したインディゴは手にはつかないのですが、髪の表面で油に変化したインディゴが手に青くついてしまうのです。
インディゴの発色が進んだら、髪の表面のインディゴの油染みをハーブシャンプーなどで軽く落としてやる
油は水にはなじまず落ちにくいため、マイルドな洗浄力のあるハーブシャンプーでインディゴ染めの翌日などに軽く洗うのもおすすめの方法です。
強い洗浄力のある市販のシャンプー剤などで洗うとインディゴが色落ちしやすくなります!
インディゴはあくまで油汚れです。毎日のように市販のシャンプーで洗うと色落ち、色剥げします。
天然の染毛料であるインディゴを色落ちさせないためには、マイルドな洗浄力のハーブシャンプー香る髪シリーズで、省シャンプー(少なく髪を洗う)をおすすめします。