ヘナ染めを数年続けています。最初は髪の癖が収まって喜んでいたのですが、ここ数ヶ月前から髪の癖が強くなってしまいました。やはり、市販のシャンプーを使っているのがいけないのでしょうか?
癖はヘナだけでは収まらない!
とてもよくある質問です。ヘナを使い始めて最初は髪の癖がまとまって収まり、とても調子がよかったのに、1~2年経過すると、なんとなく最初の良さがどこかにいって、なんだか、また癖がもどってきた!という話はよくあります。
原因:ヘナで髪から油が取り除かれ過ぎている
髪にはオイルが欠かせません。ところがヘナは髪から髪に必要な油分を取り除く性質があります。要するにヘナを単純に続けていくと、最初はよくても、やがて髪と頭皮から油分が抜けすぎて不調になってしまうわけなのです。
対策1:ヘナの際に、たっぷりのオイルでヘッドマッサージする
ヘナをする、あるいはシャンプーすることで、当然ですが油分は落ちてしまいますので、適宜、ヘアオイルなどを補うことが必須。時にはたくさんのオイル(例:大匙1~2杯)で頭皮に油をしみ込ますようにヘッドマッサージを行い、その後にヘナ染めをするといったやり方をおすすめします。
対策:ヘナにオイルを落とす
対策:こまめに少量のオイルをヘアオイルとして塗布する
癖が強くなってくる場合は、一般的に髪から油分が落ちてしまっている場合がありますので、良質なオイルを適宜定期的に塗布していただくことで髪がまとまりやすくなってきます。
例:手の平に小さじ3分の1や少量を落とし、手の平をこすり合わせ、手櫛のようにして髪全体に塗布する、こういった方法で適宜髪にオイル分を補います。
対策2:ハーブシャンプーで省シャン脱シャンを目指す
人の髪は毎日のようにシャンプー剤でシャンプーする必要はまったくありません。あるいは、毎日のように湯シャンの必要はありません。実際は、必要ないばかりか、毎日のようにシャンプーなり湯シャンなりをすると、頭皮と髪から油分が落ちすぎて、髪は不調になってしまいます。髪と頭皮から油分を落とし過ぎないように、洗いすぎないこと=省シャン、あるいは、ヘナを定期的にされている方の場合は、脱シャンが可能です。