アーユルヴェーダ、食事などに興味があり、自身でも実践をして研究をしています。今回、初めて御社のヘナを購入し、使わせていただいています。ヘナとは直接関係ないのですが、代表の鈴木さんにご質問です。
ヘナを2週間ごとに行って、その間洗髪はしないとのこと。もちろん、長年のヘナによるトリートメント効果が大きいことは承知の上でご質問です。頭皮の状態(臭いやかゆみなど)は、食事と大きく関係していると考えています。実際、私は食生活を変えて(四つ足の肉食をやめる、アルコールをやめる、グルテン・砂糖を控えるなど)頭皮の状態がかなり改善されました。アーユルヴェーダのパンチャカルマ後などはもちろんセラピーの効果が大きいですが、食事が整っていることもあり同様に良い状態になります。代表の鈴木さんは何か食事に気を付けていらっしゃいますか?
ヘナだけしていればいい、ヘアケア製品をよいものを使っていれば頭皮環境がよくなる………ということでもない・・・
ヘナだけしていれば髪や頭皮の状態を清潔に保てるとも言い切れないのはご指摘の通りだと思います。ご質問者の方はアーユルヴェーダのパンチャカルマをされたり、食事をかえたり、さまざまなことをされているとのこと、、、、頭皮環境を整えるということは、その人の体の状態を整えることとも関係していると考えていますので、食事は大事だと考えています。
ヘアケアの状況を改善していくには、単にヘアケアに使用するものをかえていく、というだけでなく、人間全般にわたる総合的な改善が必要です。ヘナだけすれば髪や頭皮の状態を清潔に保てるとも言い切れないのはご指摘の通りですね、、、自身の話となりますが………
完ベジ(菜食主義)ではありません。
基本、菜食的な食事が中心に、卵は適量摂取しています。ヴィーガン料理だけ食べていることも抵抗なくできます。
野菜は可能な限り自身で栽培したものか、近隣の農園で無農薬で栽培したものを購入して食べています。
卵は市販のものは摂らず、自分で育てている鶏のものを日に1~2個とって食べているか、家の鶏が卵を産まないときは、市販のものでは1個100円くらいの卵を買っています。
お酒も肉も摂取していません。お酒はそもそもあまり好みでないので、嗜好品でないため、飲まないという、ただそれだけの理由です。
お肉は飼育の過程で薬物に汚染されていると考えていますので、基本、食べません
お肉を食べないのは、お肉自体がその飼育状況で薬物やいろいろなものに染されていると考えているので、できる限り食べません。また、心情的に、食べるために飼育するというのは辛い話かもしれせんね。。。うちでも鶏を飼っているのですが、最近、年をとって卵を産む量が減ってきていますが、トサツして食べる、、、という気には今のところならない、、、ペットのようになってますので。
魚介類は海洋汚染が心配です
魚介類に関してはたまに食べますが、海洋汚染が進んでいるため、「たまに」になります。
グルテンや砂糖は「たまに」は口にします
グルテンや砂糖は毎日ではありませんが、たまに口にします。パンを食べたり、チャイ(砂糖がはいっている)をたまにとることはありますが、基本、大した量ではありません。
自分でお米を栽培しています!
お米は自身で無農薬栽培したものを食べています。インドにいくときも自分のササニシキ米を担いでいきます。
野菜は自分で栽培しきるのは難しいので、自然栽培があれば、自然栽培のもの、あるいは無農薬栽培の野菜を購入するように注意しています。
インドでは無農薬の農園より定期的に野菜を取り寄せ、一般の市場で野菜などを購入することは少ないです。一般市場の野菜などは農薬の使用が心配ですし、インドでは普通に遺伝子組み換えの野菜が流通していることもあるので可能な限り、農園取り寄せの野菜にしています。
ヘナの産地、ソジャットに滞在しているときは、提携している工場の家族の農園からとれる小麦粉や野菜を主に料理したものをいただいています。
上の写真はヘナの産地にあるマハラニヘナを製造しているSMHEENA社。SMHEENA社工場は8ヘクタールに及ぶヘナ畑の中にあり、また、小麦や野菜など自給用の農作物の生産をしています。SMHEENA社の経営者たちも考え方は全く同じ、、、安全で体によいものを摂取することが健康には欠かすことができないと考えているため、食料の生産を可能な限り自身で行っています。
すべてはつながってます
ヘアケア、スキンケア、人の健康…これらはすべてつながっていると考えるのが正しいでしょう。健康を保つためには、お肌や髪に使うものは薬品が使用されていないものを使いたいです、、、経皮吸収、皮膚から吸収されるためです。また、頭皮の状態、お肌の状態をよく保つには、口にするもの、摂取するものは、極力、よいものを選択的に選んでいきたい、、、
特に最近、気になるのが都会の水の塩素、、、現在、日本では山の井戸水を毎日の生活に使用していますが、たまに都会に出て、水道から出てくる水で食器を洗っていたら気分が悪くなってしまいました。ガス給湯器で湯を沸かして洗っていたためだと思いますが、塩素が揮発して吸入し、気分が悪くなりました。日頃、塩素とは一切関係のない水を使用しているので、都会の水はお風呂に入るとお肌も荒れてしまいます。塩素はもとから取り除くようなことをしないと都会ではつらいかもしれません。もっとも慣れてしまうとわからないのかもしれないのですが、塩素については、これは慣れないほうがよいと思います。ちなみに、インドの水道にも塩素は入っていますが、はいっているかはっきりわからないくらいの量で、日本のように水道の蛇口をひねったら、塩素の臭いのする水が出てくるといった状態ではありませんので、いまのところインドでは問題を感じてはいません。