ヘナペンさん 50代/女性 (千葉県)のマハラニヘナ石臼挽き体験談より
私の石挽きヘナ使用量は50g、200mLのお湯
私の石挽きヘナ使用量は50gです。200mLのお湯を加えておおまかに練り、ホームベーカリーのヨーグルトモードで30分保温したのちによくかき混ぜて、地肌だけに塗布します。ヘナは貴重なので、毎回50gを決して超えないよう少なめに量ると最後に少し余ります。
今回は23g、いつもよりもかなりゆるめに溶いてもちゃんと染まる
最も少ないときで15g程度、今回は23gでした。それをいつもよりもかなりゆるめに溶いて、地肌全体に広げます。ヘナの量がうんと少なくても、根本部分の白髪がちゃんと染まったので、もっと少量でも良いのかもしれません。しかし、水増しして溶くと手ですくいにくくなります。いつもの量のペーストは手ですくっても地肌に載せても垂れてくることもないので、最も扱いやすいと思います。
梅雨時に地肌が痒くなることからヘナを使用するようになり、現在は痒み知らず
50代前後に顔の周囲の白髪が激しくなったことと、梅雨時に地肌が痒くなることからヘナを使用するようになり、現在は痒み知らずです。若いころは、シャンプーやリンスが痒みをとる薬だと思っていて、原液を濃く塗りつけてガリガリと地肌をいじめていました。恐ろしいことしてました。痒みを感じたらヘナですっきり解決、ヘナとヘナの間はハーブシャンプー(シカカイとリタを2:1)で梅雨時も快適になりました。
ヘナすることで、本当に地肌爽快に!
しかし今年は暑さのせいか、6月から7月にかけて、久々におでこの上あたりの頭皮が痒くなりました。つい昔の癖で、脂分をとればいいのかと思って、洗浄力のあるリタを多めにしたりもしましたが、汚れで痒い訳ではないのですね。逆に、ごくごくわずかなオイルをつけて、地肌をマッサージ、というよりはひたすら頭皮をもむように動かすのが効果的なようでした。しかし、解決策はやはりヘナすることで、本当に地肌爽快になります。
フラフラと石挽きをポチってしまいます
家族にも勧めたいから、リーズナブルな機械挽きに戻ろうかな・・・と購入時に毎回迷いますが、フラフラと石挽きをポチってしまいます。私だけいいもの使って、ごめんよ家族、と思いながら今日もヘナしております。せめてもの罪滅ぼしに、息子にはハーブシャンプーデビューさせました。大容量でコストダウンされた商品が増えるといいですね。また、ローズの粉もとても気になる商品です。
石臼挽きは高価なものです
1トンの石臼……これを上下に一枚づつ、合計2トンの石臼を操ってヘナを石臼挽きする。なぜ、このような大きな石臼が必要かという理由は、ヘナの葉はとても柔らかく挽くのが困難な材料だからです。小さな石臼ではすぐに高温になって焼き切れてしまうため、挽くことができない……そのため、1トンもある巨大な石臼をゆっくり回すことで強い圧力がかかりながらも、高温にせず、ヘナの葉を焼き切らないように粉末化できる。
1時間に20キロ挽ける
1時間に20キロ石臼挽きできるというより、こんなに巨大な石臼を大きな力で回しても1時間にたった20キロしか挽けません。今は昔は牛が回していましたが、現代はモーターが回している石臼挽きの電気代はハンパではないのです。1トンを回し続ける電気代………。
石臼挽きのヘナは高い?
そうしたコストを考えたときに、石臼挽きのヘナが高いと考えるかどうかです。石臼で挽くだけの価値があれば、仮に高くても納得の値段。その価値を理解できれば、こうしたとんでもない手間暇をかけて石臼挽きしたものを買いたいと思うことができます。
ヘナを石臼で挽くことの価値
自身は石臼で挽いたヘナしか使いません。機械挽きのヘナは使う気持ちになれない。その理由、意味が最近、はっきりとわかってきました。ヘナは柔らかい葉っぱで製粉が難しいハーブです。もともと硬いもの、例えば小麦粉といったものの場合、そのものが硬いため製粉はやりやすいのですが、ヘナのように柔らかい物体の製粉は難しい。強い圧力をかけないと粉になりにくいため、強力な製粉装置で強引に引きちぎるように製粉するため、瞬間ですがヘナの葉は数百度に加熱されます。問題は加熱の問題だけではなく、製粉装置も高温になり、内部の金属が擦り切れてヘナの粉に一程度、微粉末として混ざってしまう……。ヘナを細かく微粉末にしようとすればするほど、製粉装置の内部の金属もすり減って微粉末としてヘナの粉末に混ざり込む……これが原因で、自身は機械で挽かれたヘナの葉はあまり使う気持ちになれないのかもしれな……そういうことだったように最近、気づきました。