ヘナの染まり具合~白髪の比率で赤オレンジ色がどの程度目立つ?

ヘナの染まり具合~赤オレンジ色の目立ち方

ヘナで白髪の塊を赤オレンジメッシュでおしゃれな風合い

まは

黒髪部分が多く、白髪の塊が鬢のあたりに集中している場合、上の写真がヘナ100%での染まり具合。この染まり具合の場合は、赤オレンジが逆におしゃれと感じさせるため、ヘナ以外には何もしないほうがよいと思える状態です。

ヘナは繰り返して染める!ことで意外な美しさを見いだせること

ヘナ石臼挽きで繰り返し染め続けると綺麗な赤茶に発色する
まは

初回のヘナでは、白髪部分が赤オレンジに染まってショックされる方も少なくありません。皆さん、最初のヘナでヘナの赤オレンジ色はダメと思い込んでしまうのです。

ところがヘナの醍醐味は、ヘナ100%で繰り返し繰り返し染めていくことで色が濃く染まり始め、一種独特の美しい髪に見えるようになってくるのです。初回のヘナの赤オレンジで諦めず、まずは3回程度、へナ100%を続けてみてほしいと思います。上の写真の女性は白髪比率40%の60代の女性ですが、ヘナ特有の美しい発色に満足されています。

白髪の比率が40~50%程度の場合で、真っ黒をご希望でない場合はヘナ100%で3回程度続けて染めてみてください、

インディゴやインディゴを配合して色味調整した製品には重大な欠陥が!

まは

インディゴやハーバルカラーなど、色味を暗めに調整しようとした製品、特にハーバルカラー5ダークブラウンなどの製品の場合は、白髪の比率が40~50%以上と多い方に特におすすめ。なぜなら、インディゴの発色の仕方には問題があるのです。

ハーバルカラー5ダークブラウン

ハーバルカラー5ダークブラウンですが、この製品は繰り返していくとじょじょに黒っぽく発色してきます。3回目を過ぎ、4回目になってくると、黒髪?と思えるほど黒っぽく発色してきます。黒っぽく発色する部分は白髪の部分であって、それではもともと黒髪の部分はどう染まっているかというと「真っ黒」です。

ハーバルカラー5ダークブラウンの製品は、白髪の比率が高い方がお使いになるべき製品で、白髪の比率が40%未満など、少ない方の場合は、通常の黒髪部分はさらに黒に染まってきますので、全体の印象として黒髪に染まってしまった!と見えるようになってしまうのです。

ハーバルカラーはヘナと交互に染めるなど併用がおすすめ!

上の写真は、ハーバルカラー5ダークブラウンで4回続けた場合の染まりイメージです。

途中のヘナ100%で染めることで、明るめの髪を維持できるため、ヘナとの併用がおすすめです。

白髪の出始め、白髪の比率が少ない場合は、ヘナ100%白髪染めがおすすめ。

白髪の出始めをヘナで染める

白髪比率1~2割のバラバラと生えてきている白髪の場合は、間違ってもハーバルカラーシリーズは選択せず、ヘナ100%で染めてください。上の状態にヘナをすると以下のようになります。

ヘナで染めた後の白髪の様子

ヘナ染め直後、髪をかきあげると確かに赤っぽく染まっているのがわかりますが、数日で色が落ち着き、一週間も経過すると、以下の写真のように美しい少しだけ明るめの印象に見える髪になります。

ヘナ染め後1週間

よく見ると、ブラウンの筋があるのですが、全体としてみると、ダークブラウンの印象です。この状態の髪にダークブラウンで染めると、確かに白髪部分はダークブラウンに染まるかとは思いますが、黒髪の部分、明るめに綺麗な状態の黒髪部分が真っ黒となり、全体の印象が黒髪になってしまいます。それが希望であればよいのですが、そうでない場合は、ヘナ100%をおすすめします。

白髪の比率が高い、ほぼ白髪の場合は、インディゴの後染めが必須

白髪の量が50%より増えていきますと、さすがにヘナ100%だけだと、赤オレンジ色が目立ちすぎてくるため、インディゴを使って後染めをすることをおすすめします。この状態で、マハラニインディゴ後染め45分~1時間行いますと、ほぼ黒髪に染まる場合がほとんどです。

インディゴ後染め