白髪1~2割の場合のヘナカラーの染まり方

白髪の出始めをヘナで染める
よくある質問

白髪は1~2割で、最近、少し白髪が目立ってきたため染めたいのですが、ヘナのみかハーバルカラーシリーズのどちらがいいのか、よくわからず迷っております。白髪部分は赤く染まるのはわかりますが、黒髪とカラー部分が分かれてるので自然な状態に全体に染まるのか?です。髪全体がダークブラウン希望。

まは

白髪1~2割ではヘナ100%で染めるのがベスト!

インディゴなどが配合されたハーバルカラーを使用すると逆に暗めに落ち着きすぎてしまうからです。なぜ白髪比率が少ない場合にはヘナ100%でダークブラウン的に染まってくるかの仕組みを以下に説明しますね。

白髪1~2割を実際にヘナ100%で染めた場合の実際の様子を見てみましょう

白髪の出始めをヘナで染める

まだらに白髪が出てきて白いままだと、よく目立ってしまいます。ここにマハラニヘナ石臼挽きで染めたのが以下。

ヘナで染めた後の白髪の様子

髪をかき上げて様子を見せているため、ちょっと目立ちますが、普通の状態の写真で再度、見え方を確認してみましょう。

ヘナ染め後1週間

これを白髪の生え方により模式的に理解してみましょう。

白髪の状態

上の模式で、右半分が白髪の生え始めの状態で、白線(白髪)が黒い部分(黒髪)から浮き出して見え、とても目立ちます。中央部分になると、じょじょに白髪が増えはじめ、白髪比率が1~2割、上のモデルの状態になり、さらに上の模式の左側になると、白髪の量が多くなっています。ここにヘナをしたらどうなるかを示すと………

ヘナの白髪の染まり方

この状態はヘナをした数日で、さらに日にちが経過していくと、もう少し赤味がへってきます。

ヘナカラーの入り方

この状態、ちょうど中央の状態が以下の写真に相当します。

ヘナ染め後1週間

ヘナカラーが染めた直後から酸化して色が落ち着いて、さほど赤味が目立たない状態になっています。さすが白髪量の比率が高いと赤味が目立ちますが、1~2割であれば、ぱっと見の印象として、なんとなくダークブラウン的にもみえなくないと言えるかもしれません。

白髪が少ない場合にハーバルカラー5で染めるとほぼ黒髪へ

ハーバルカラーと白髪の染まり方

白髪の比率が少ない場合は、上の模式図の右半分のように、ハーバルカラー5ダークブラウンで染めると、黒髪に紛れて白髪がわからなくなり、全体として黒髪に見えるように染まります。

結論:白髪比率が1~2割の場合はヘナ100%での白髪染めがおすすめ

まずは ヘナ100%でヘナをしてみてください。
白髪部分も一程度比率未満(通常2割程度)の場合は、実はさほど赤味は目立たないのです。染めた当日~数日は多少気になるかもしれませんが、4~5日もすると白髪の比率からすると、ほとんど気にならなくなります。

当面、ヘナ100%で染めていただいているうちに、やがて、根本の黒髪が目立ってきます。その差が気になる場合は、一旦、ハーバルカラー5ダークブラウンで全体染をしていただき、やや赤味にはいったヘアダイ部分と白髪部分を暗めに染めます。

黒髪部分へのヘナの染まり方

白髪比率の少ない髪にヘナ100%で染め続けると、白髪部分は暗めに、赤茶系に、、、黒髪部分にはじょじょに少しづつ赤味が入り始め、黒髪部分と白髪部分の差が僅かに縮まってきて、やがて以下のページのような見え方になってきます。