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ハーバルカラー5ダークブラウンで染めていたところ、ヘナで染めで白髪が赤茶に染まっていたところは茶系になり目立ちにくくはなりましたが、黒髪がさらに黒になったように思います。もともと私の黒髪は真っ黒ではありません。ヘナで染まった赤茶色を暗めにしたいですが、髪全体を真っ黒にはしたくはありません。
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白髪は暗めに染めたいが、全体の印象を真っ黒にしたくない、つまり、もともとの真っ黒でない黒髪を黒っぽくしたくない………これが難しいのです。理由は
インディゴは黒髪をさらに黒くする
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ハーバルカラー5ダークブラウンに配合されているインディゴは藍色発色しますので、それがもともと真っ黒でない、栗色的な黒髪にのると、真っ黒に見えるように染まってしまいます。栗色、茶系がかっている黒髪に藍色が入ることで真っ黒になってしまいます。
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白髪の比率が3~4割未満の場合、確かに白髪の部分=ヘナで赤茶系に染まった部分は暗めに落ち着いている染まっているが、もともとの黒髪部分に藍色がはいって真っ黒になり、まるで黒い額縁にように不自然に真っ黒に発色してしまう場合があります。
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上の写真で、黒い部分はもともとの黒髪。もともと真っ黒の髪質であれば大きな違和感は感じられないでしょう。適度に茶系に染まった白髪ともともとの黒髪部分が混ざり合って全体に印象としてダークブラウンですが、もともとが茶系の黒髪の場合はハーバルカラーで染めることで茶系の黒髪が黒髪の黒髪に発色し、以前より全体的に暗めの印象に染まって見えてくるでしょう。
インディゴは繰り返して染めると暗めに暗めに発色させる
下の写真は、ハーバルカラー5ダークブラウンで染め続けた場合の回数と染まりの様子を撮影したものですが、3回めと4回めの違いに注目してください。
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4回めは黒髪に染まっています。4回繰り返して染めることでハーバルカラーに配合されているインディゴの暗さが前面に出てきて、黒髪に染まり、さらに5回目以降はさらに黒くなってくる……。
地毛が3回め程度の茶系を帯びた髪だとすると、ハーバルカラー5ダークブラウンで一回染めると地毛そのものが真っ黒の4回め程度に染まり、白髪が少ない方がハーバルカラー5ダークブラウンで染めると真っ黒に染まった4回め程度の地毛の印象に染まってきます。つまり質問者さんのような感じになります。
白髪の比率、4~5割より多いか少ないかで染め方が違う!
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1)黒髪をより黒くしないことをポイントにして染めるか、
2)ヘナで赤茶系に染まった白髪部分を暗めにするかをポイントにして染めるか
の二択になります。
どちらを選ぶかは、白髪の比率次第です。
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白髪部分の発色はダークブラウン
上の写真、下側、左の白部分や白が多い部分を染めると、右側の下、ダークブラウンへ発色
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髪の比率が4~5割未満は1)黒髪をより黒くしないことをポイントにして染める。
ハーバルカラー5ダークブラウンとヘナで交互に染めるなどして暗めになりすぎないように染める(ハーバルカラーで染めたら、次はヘナで赤味戻しする)
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白髪の比率が4~5割以上は、2)ヘナで赤茶系に染まった白髪部分を暗めにするかをポイントにして染める
ハーバルカラー5ダークブラウンで染めながら、暗めになってきたと感じたら、ヘナ染めし、赤味戻しをする
ヘナで赤味戻ししながらハーバルカラーで染める
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ヘナで赤味をもどしながら、真っ黒に染めないようにする工夫が以下のやり方になります。