インディゴは酸化することで発色するので、インディゴを塗っている間に空気に触れさせるために、インディゴを塗っている髪にラップなどをまかないほうがいいと聞きました。
インディゴは酸化で発色するのは事実です
実際に、美容室などでは、インディゴの塗布最中に塗布した部分を折り返しながら空気を送り込み、塗布している間にも発色を促進させる方法をやっている場合があるようです。
ご自身では鏡を見ながら、髪を折り返しながら空気を入れるといったことがおやりいただけるのであればベストです。
インディゴは保水性がなく、ぼそぼそしており、乾燥しやすく、ボロボロと落ちやすい
インディゴを塗布している間、しっかりと黒に発色させるために30分以上、塗ったままにしておく場合は、ラップをしないと、インディゴのペーストが乾燥してボロボロと落ちてくる可能性があります。インディゴのペーストが乾燥すると乾燥してしまった箇所は染まりにくくなります。
そういう理由で、インディゴのペーストを乾燥させないために、ラップなどで保護することをおすすめしています。
暗めを希望の場合は、途中、ラップをはずして、インディゴの塗布をしている髪を軽くもちあげ空気をいれ、また、ラップをする、といったことをしますと、塗布している間に発色がすすみますので、おすすめです。
注意点は、インディゴは酸化発色する段階でしっかりと色が固定されますが、ラップをしていると空気が入らず、酸化発色していないため、インディゴが不安定な状態ですので、
インディゴを洗い流す際に、さっと、軽くお湯洗いをするだけにしていただき、ヘアドライヤーなどで乾燥させず湿ったままタオルドライをしていただけるようにお願いしています。間違っても、シャンプーや石鹸で洗い流さないようにしてください。インディゴが酸化発色が不十分な段階で、石鹸やシャンプーを使いますと、せっかくのインディゴが流れてしまいます。