インディゴの後染めで赤味が残り栗色に染まらない

マハラニヘナ質問集
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ヘナで染め後、インディゴで1時間後染めしましたが赤味がかなり残りました。インディゴは薄目にとかし、1時間後くらいには、ぼそぼそして、はがれおちてきました。これが原因でしょうか?栗色希望です。

まは
まは

インディゴが染まるのはインディゴを洗い流してから1時間、、洗い流してすぐにヘアドライヤーなどで乾燥させるとインディゴの発色不全となり暗めになりません

インディゴ染めで赤みが残る場合は、そもそもインディゴが発色していない状況です。インディゴを洗い流した後、すぐにヘアドライヤーなどで乾燥させると、インディゴは青色、藍色に発色することができず、結果、ヘナの赤みが残ったままになります。

インディゴは洗い流してから染まり始める!インディゴの発色の仕組み

インディゴを髪に塗布している時間はインディゴの成分の浸透時間!

上の動画はインディゴの発色プロセスを時間をおって確認することができますが、洗い流した直後は薄い黄緑のような色合いで、インディゴの青、藍色はどこにもありません。インディゴはまだ染まっていないのです。インディゴは無色透明(実際には黄色っぽい色)の藍色成分が空気に触れることで酸化し、青色に発色するのです。

インディゴを洗い流して1時間!湿った状態で空気に触れることで藍色発色する

インディゴを洗い流して1時間程度は髪を湿ったまま(濡れている必要はない)、空気に触れさせてやる必要があります。タオルを頭にまいて髪を乾かさないためにタオルドライをしてくださいとお願いしています。タオルの隙間から空気(酸素)が入り、かつタオルの中の頭、髪の毛は乾きにくく湿っています。これは乾燥の時期、冬場には注意が必要で、暖房などで乾燥しやすくすぐに乾いてしまう場合があるため、途中、タオルをほどいて、湿ったタオルで髪を湿らせ、再度タオルドライを続ける必要があります。ところが、梅雨時などは何をしなくても、特にタオルドライなどしなくても、大気中が湿っているので自然乾燥でも十分なのです。

インディゴを洗い流してヘアドライヤーで速乾させると紫に発色し、ヘナの赤みは残ってしまう

インディゴが紫に発色

インディゴを藍色に発色させないで紫色に発色させる方法があります。インディゴを洗い流して速乾させることでインディゴの藍色発色を阻害し、紫に発色させることができるのです。ただし、インディゴが紫に発色すると、ヘナの赤みは残ります。ヘナオレンジの上に紫がのっているだけの恰好になります。