若白髪多いのでヘナで目立たなくしたいと希望しています。おすすめのヘナ、回数、染め方を教えてください。ヘナで思い通りの仕上がりにならなかった場合、美容室でのカラーリング、ヘアマニキュア等は問題なくできますか？
若白髪とのことですが、通常、バラバラと黒髪の間に白髪がでてくるマダラ白髪の場合が多いため、若白髪の場合は、ヘナ100%をおすすめしています。
ヘナ100%とはヘナだけの製品で、ブラウンやダークブランなどと色味を調整していない製品を指しています。
初回は 一旦、ヘナ１００％で染めることで白髪部分が赤オレンジ色に染まり、が目立つ場合がありますが、ヘナの色味は染めた直後と、三日後、一週間後でかなり落ち着きます。
これを繰り返していくと、落ち着いたヘナカラーに発色、色艶手だ割りなどがとてもよくなり、美しい髪にしあがってきますので、最低でも３回、ヘナ１００％によるヘナ染めを行ってみてください。
若白髪や白髪の出始めの方は色味を調整したヘナはおすすめしません。
若白髪や白髪の出始めの場合はヘナ100%を使用してください。
理由は、色味を調整したヘナ、たとえば、ダークブラウンやハーバルカラーダークブラウンといった製品には、色味調整のためヘナ以外のハーブ、天然の成分ではありますが、インディゴ（成分名；ナンバンアイ）が配合されております。
わずかに出てきている白髪部分はダークブラウンに染まってくるのですが、黒髪は逆にさらに色が濃くなってきてしまいます。
もともと黒髪でも茶色系の黒髪の方の場合は色味を調整したヘナを使うことで茶系の黒髪部分が真っ黒になり、髪の色の変化によりイメージがまったくかわってきてしまいますので要注意です。
ヘナで思い通りの仕上がりにならなかった場合、美容室でのカラーリング、ヘアマニキュア等は問題なくできますか？
ヘナ１００％で思わしくない場合は、美容室でカラーリング、ヘアマニュキュアを使うことを選択していただくことが可能です。ところが色味調整されているダークブラウンなどの製品にはインディゴが配合されており、インディゴが使用されているとカラーリングをされる場合、まだらに染まったり、汚く染まったりする場合があります。
カラーリングなども併用される場合はインディゴ配合によって色味調整されている製品のご使用は避けたほうがよいでしょう。
