上写真は南インドでのインディゴの収穫の様子。

何年もこちらのヘナやインディゴを使用しています。今までアレルギーのような反応が出た事がなかったのですが、最近、インディゴを使用すると瞼等顔のみ赤く腫れが出るようになりました。頭皮は問題ありません。インディゴは使用途中にも植物アレルギーが出ることがあるのでしょうか?
インディゴは使用途中でも植物アレルギー反応が出ることがある

これは自身の経験ですが……自身の場合は、インディゴは全く問題なく、もちろんアレルギーもなく普通に使えていましたが、ある時、これは10年以上も前のことになりますが、インドにて、インディゴ製造現場でおよそ2週間、製造方法の調査研究をしている際、インディゴの粉末を浴びるように毎日体全体にかぶっていました。毎日、インディゴの粉塵を吸い、体にインディゴの粉を被っていたところ、2週間後にインディゴアレルギー反応が体に出ました。特に首回りにインディゴアレルギー特有の赤腫れ反応がでました。
インディゴアレルギーは数か月で解消

インディゴアレルギー反応の後、インディゴ製造方法の調査研究は継続できず断念。インディゴを見るのも嫌になりました。もちろん、インディゴ染めも一切やらず2~3か月後に、ふとインディゴ大丈夫な感覚となり、インディゴ染めを行っても問題なく、後、調査研究で工場にはいっても問題なくなりました。
インディゴ長年使用でも途中でアレルギーが出た場合

インディゴ使用をまずは一旦お休みしてください。最低でも数か月程度、お休みしてください。お休みすることで使えるようになる可能性があります。
インディゴアレルギーにならないために

インディゴの使用には程ほどが大事です。インディゴはヘナと異なり、若干の刺激があります。お肌が弱い方はインディゴ負けしてしまう可能性がありますので、使い方の注意点をしっかり守っていただいて、インディゴアレルギーにならないように注意してください。
インディゴの使い方:長時間染めない!

インディゴ染めの際は、一回の染め時間をできる短時間にします。特にインディゴ単体で染める場合は30分を上限として、さっと塗布してさっと洗い流しましょう。
インディゴの使い方:染め頻度は2週間に1回程度

インディゴ染めは細く長く使うやり方がおすすめです。インディゴ染めは頻度は多くても2週間に1回程度、しかも一回の使用が30分以内で染めることで、お肌への負担を軽く抑えることができる………結果、細く長く使うことができます。
インディゴの使い方:ヘナと一緒に使う

インディゴの刺激を緩和するためにインディゴ染めの際ヘナを混ぜて一緒に使うといいでしょう。暗め希望の方であっても、インディゴの重さも最低でも1~2割程度はヘナを混ぜる、できたら、3~4割がおすすめです。ヘナと使うことでインディゴ特有の刺激も感じることなく、気持ちよく暗めに染めることができますので、これがインディゴを細く長く使うコツでしょう。
インディゴの使い方:ラベンダーオイルを垂らす

ラベンダーオイルをインディゴのペーストに数滴垂らすことにより、インディゴの刺激が緩和されるようです。インディゴの青臭い匂いを緩和する対策にもなりますので、おすすめです。実はそうしたことがわかっているため、ハーバルカラーシリーズにはラベンダー精油を配合しています。
