ヘナと髪の油洗い=オイルの頭皮マッサージのヘアケア歴20年
自身は20年以上、市販のシャンプー剤はもちろん、自身が開発したハーブシャンプー香る髪もごく稀にしか使っていません。定期的にヘナをし(2週間に一回程度)、さらに良質なオイルを使ってのヘッドマッサージ/髪の油洗いもヘナの前などに行っています。ただ、ごくまれに、油洗いの後、オイルがとれずらい場合だけハーブシャンプー香る髪を使います。写真はインドの3月、暑くなってきたため、ココナッツオイルベースのアタルバヘアオイルを使用して髪の油洗いをしています。油で周囲を汚さないようにタオルを頭に巻いています。
20年以上、定期的なヘナとオイルマッサージ=油洗いだけで頭皮の臭いもなく快適に過ごしています
髪を洗ってキレイにしようとし過ぎていませんか?
一般的には、髪を洗って油汚れを落とすという発想で髪を洗われます。今回、ハーブシャンプー香る髪を試されたいとお考えの皆さん、あるいはすでに香る髪をお使いの方に、発想の逆転でまずは最初にオイル洗いを提案します。ハーブシャンプーを初めてなかなか洗髪回数が減らないと考えている皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください。
良質なオイルの香りで自分の頭皮の臭いが抑えられて気にならない!
皆さん髪をキレイにしようとして洗うのは、やはり頭皮や髪の臭いがきになるからだと思います。
ヘッドマッサージ用に製造されているアタルバヘッドマッサージオイルシリーズなどは、それ自体がもつ香り、匂いで、頭皮の不快臭が抑えられる。
頭皮や髪にオイルが塗布され、一定量、インドハーブやアロマの香りのついたオイルが頭皮と髪に残るため、頭皮や髪の臭いが抑えられるのです。不快臭で困っている方は、まずはヘッドマッサージオイルなどを使ってオイルの上手な使い方を習得されることをおすすめします。これが頭皮の不快臭を抑えるのにかなり役立つと考えており(自分の経験)、皆さんにもぜひ試していただき、意見を聞かせていただきたいと思います。
頭皮や髪の不快な臭いがインドハーブの香り、ヘナの匂い、オイルの香りで抑えられることで、髪をシャンプー剤などで洗う必要性が低くなってきます。
古くは日本ではツバキ油で髪を洗い、インドでは伝統的に髪や頭皮用のオイルで髪と頭皮を洗ってきた歴史があります。
オイルはたっぷり使うのがオイルのヘッドマッサージ/油洗いのコツ
やり方はアタルバヘアオイルを容器に入れ、そこに脱脂綿/コットンの塊を浸します。
オイルのしみ込んだコットンを頭の上にもっていき、少しづつ絞ることで頭頂部から頭皮に落とします。
額のほうにオイルが落ちてきますので、滴ってきたオイルで額をマッサージします。額、眉間などをオイルでしっかりとマッサージするのもポイント。
先日、ある方から、もっとよい方法があると聞きました。脱脂綿を頭の上から絞るようにして油を落とすのではなく、髪をかきわけて、油のしみ込んだ脱脂綿を頭皮に軽く押し付けて頭皮に油を塗るようにするとよいとのことでした。確かにやりやすいです。
オイルは大匙1~2杯、つまり15ml~30mlは使います。今回は大匙1杯強…20mlくらい使いました。コットンにしみ込ませて頭に運んでは落としていくと、額やら耳やら後頭部に垂れてきます。後頭部に垂れてきたので、頭を下に向けて髪全体にしみ込ませたりして、首回りを汚さないように工夫します。
油で髪をベトベトにしながら髪を洗い(塗布し)、しばらく(半日程度)放置しますので、垂れてきてもよいように薄手のタオルを頭に巻いています。この油洗いは本日の話題、脱シャンプーに大きく関係があります。油洗いなくして脱シャンプーは出来ないといってもいいでしょう。繰り返しになりますが、インドの3月、かなり気温があがってきており、ココナッツオイルベースの緑色のアタルバヘアオイルを使いました。
通常は(夏場以外は)アタルバヘッドマッサージオイルがおすすめです。
半日程度放置してから、お湯洗いをし、数日間、お湯洗いを繰り返して油を落とすのですが、今回は試しにハーブシャンプー香る髪で洗い流ってみたところ、サラサラ、、、たまにはハーブシャンプー香る髪を使うといいですね!
髪を洗いすぎると髪と頭皮のトラブルが発生する
質問:頭皮の痒みに困っています。長年シャンプージプシー、、いろいろなシャンプーを試しましたが効果がありません。ヘナには痒みを抑える効果がありますか?
髪や頭皮から油汚れを落とすという発想がすべてではありません。逆転の発想で、髪、頭皮から油を落とさないようにしたらどうなるか試してみてください!
油汚れを落とすことで清潔にしていると考えるのが普通です。ところが髪、頭皮に関していうと必ずしもそのやり方だけが正解ではなく、いくつかのやり方があると言えるでしょう。その一つがインドのやり方…
伝統的に乾燥が厳しいインドでは髪を洗いすぎることはもともとできない(洗うを繰り返すと乾燥が促進されてしまう)ため、逆のアプローチで、つまり髪と頭皮にオイルを塗布し、臭いを抑えて、清浄感を保ってきた歴史があります。
髪から油汚れを落とせば清浄になるとも限らないのです。度を過ぎて、清潔にしようとする、過剰に髪を洗いすぎてしまうことも不都合を生じさせてしまう可能性もあるかもしれません。汚れを落とすとは反対のアプローチも伝統的に使われてきたのです。
もともと乾燥が厳しい場所柄、インドの言い伝えによれば、髪は洗いすぎてはいけないとされています。
髪は洗ってはいけなかった!?
いまから20年以上も前、80過ぎの高齢の女性が、フサフサ黒黒とした髪を若い女性の前で披露していました。若い女性が「なぜ髪がそんなにふさふさで美しく黒黒としているの?」というような意味の質問をしたところ、その高齢の女性は「髪は洗わないのよ」といった趣旨の回答をしていたのを覚えています。そのときは一体何のことだったか、それが何を正確に意味しているのかがわからなかったのですが、そもそも髪は洗ってはいけなかった!????かもしれない??
インド伝統のケアをお届けするマハラニは、インドのやり方をおすすめします:マハラニ流・脱シャンプーのやり方
脱シャンプーしノープー生活のためにはいくつものやり方があるでしょう。以下にお伝えする方法はマハラニのやり方です。
落としすぎた油を補うところから始めるオイルのヘッドマッサージ/髪と頭皮の油洗いのすすめ!
具体的にどんなオイルを使って、どうヘッドマッサージするやるのか、油洗いのやり方については以下のページに詳細に説明しています。
長年、髪と頭皮からひたすら油汚れを落とすケアを続けてきました。その油汚れを落とす発想を180度転換させ、頭皮と髪から油を落としすぎないケアに進むために、最初に良質なオイルを補うことから始めるのが適切です。
定期的にヘナをする
ヘナをしたことがある方は経験があると思いますが、ヘナを洗い流した後は、しばらくはヘナの匂いが頭皮と髪の臭いを抑えてくれるため、髪を洗う必要はほとんどありません。ただし、ヘナを洗い流す際に、念入りにシャンプー剤で洗い流すと、こうしたヘナの体験が台無しになってしまうのですが、さもなければ、単にヘナをお湯洗いで流す場合は、しばらくの間、ヘナの自然な香りに包まれて、頭皮と髪は清浄感を保ったまま、特に髪を洗う必要がありません。
インド昔ながらの洗髪粉…ハーブシャンプー香る髪
マハラニでは、ハーブシャンプー香る髪をいう粉のシャンプーを発売しています。油洗いやヘナを組み合わせて使用することで、いつも心地よい自然の香りのする髪を保つことができるでしょう。