自称ヘナのソムリエ

ヘナのソムリエ?あくまで勝手な自称です。そんな職業は存在していません。ただ、やっていることを自分でよく考えてみると、ソムリエみたいなもんかなーと。
ヘナは農作物、毎年作柄が違う!

お米や野菜、果物であれば、天候の影響を受けて味が違うということの意味がわかりやすい。ところがヘナの作柄は味ではなく、染まりや使用感です。天候の影響で染まりも違うし使用感も異なる。その違いを嗅ぎ分けて、今年のヘナの特徴を見極め、皆さんにお伝えする・・・。
天候でヘナの色素量が違ってくる

天候の関係で、ヘナに含有される染毛力のあるローソン色素量が毎年違います。20年以上の経験の中で、過去、ローソン色素量が3%を超えたのは数えるほどしかありません。通常は最高値が2.5%前後。この数年はやや低めの2.3%台。これも天候次第です。
天候でヘナの色調、トーンが違ってくる


天候の関係で、ヘナに含有されるローソン色素が赤味が強い系だったり、茶系が強い系だったりする。2024年産は茶系のトーンで、言い換えると赤味控え目のため、人によってはインディゴを使用しなくてもよくなってしまう。
溶かし加減が違う

これも天候の関係で、ヘナの粘りが年によってまったく違う。ここが面白いところ。2024年産のマハラニヘナ石臼挽きの場合は、適切な溶かし加減がヘナの重さの4倍のお湯。ところが、2023年産は粘りがやや弱く、ヘナの重さの3.5倍程度がちょうどよい溶かし加減でした。さらに言ってしまうと、2025年産マハラニヘナ石臼挽きは、3.6倍程度の溶き加減になります。
使用感が違う

これは神の領域かもしれませんが、ヘナの使用感覚が年度によって、かなり違います。一般的にヘナすることで眠くなりますが、この眠くなる度合いがかなり違う。ある年、買い付けたロットを粉末にして塗布試験をしていたところ、5分と目を開けていることができず、そのまま爆睡してしまった。これは疲れていたせいかなと、再度、塗布試験したところ、またまた爆睡。そこで、そのヘナを何人に試してみてもらったところ、全員、起きていることができないほどの眠気に襲われ………いや、これはこれでとてもいいのですが、この状態のままのヘナを皆さんにそのまま出すことできず、他の産地のまったく眠くならないヘナでかなり薄めて製品化しました。その薄めた製品でも、お客様の多くが、今年のヘナは眠いですねーーと、そんなメッセージが多かった、そんな年もありました。
勝手にヘナソムリエ

こうした違いを推し量って、適切な使い方をアドバイスしている、これってヘナソムリエみたいなものじゃないかと勝手に思った………それだけです。




