写真は野生の森のシカカイの実を天日で乾燥させている様子。
シカカイは実をつけるつけないのサイクルがあり、実をつけない年には収量が減るため、価格が上昇傾向です。ただし、近年、シカカイの実への需要が高まっており、不作と重なると値段は高騰します。
Q:ヘナやシカカイ、アムラなど、価格があがっていて、驚きました。
良質なシカカイ、アムラはこの数年、インドの産地にて価格が高騰しております。さらに、昨年からヘナが加わった状態で、弊社が扱う主要ハーブがどれも原材料が無視できない値上がり傾向のため、日本での提供価格に影響がでています。
写真はアムラの実。アムラはインドのアーユルヴェーダ製薬、食材、化粧品に多く利用され、近年、海外からの需要が急増し、供給が追い付かない状況です。特に野生の森のアムラは良作不作の年があり、量が一定量しかないため、需要にこたえるため、近年、アムラの栽培がさかんに行われるようになってきていますが、現時点では供給は需要に追い付いていおらず、原材料の高騰原因となっているようです。
値上がりの原因は不作だけではない
不作だけでなく、世界的な需要と、インド国内で、天然のものが見直され、需要が高まっておりますので、価格は以前のような価格では全くなくなっております。
また、ヘナも昨年より高騰し、今年はさらに高騰しており、良質なヘナの入手が困難のため、インド国内では雑草を混ぜ込んで、化学染毛剤を配合した混ぜ物の低価格ヘナが流通していると考えております。
原材料の高騰をうけ、本年提供のヘナは値上げとなりますが、昨年までのヘナなどについては価格を下げて提供しておりますので、昨年のヘナなどをご利用いただけると助かります。