ヘナは２週間に一回１時間～３時間程度、髪と頭に塗布したままにします。ヘナとともに過ごす時間は長く、当然、心地よい使用感のヘナを使いたくなります。
ヘナ染めでは、一回に最低でも１時間以上は髪にのせたままにします。ヘナの葉の香りを楽しみながら心地よい気分になれる…そんなくつろぎのヘナタイムにしたいものです。
鮮度があるヘナは特有の匂いが穏やか…
鮮度があり、臭みが少ないため、ヒゲ白髪にもヘナ塗布しても不快でないばかりか、逆にヘナ特有の香りが心地よい…。ヘナが臭かったら、鼻先に塗布して１時間以上も放置することはできません。
石臼挽きには特有のヌメリがフワフワスゥーと髪になじみ、お肌へのあたりが気持ちいいんです
なんともいえないフワフワなヌメリというか粘り、、、これを髪と頭皮に塗布していきますが、髪にフワフワスゥーと絡みつき、頭皮に押し込むように塗布しますが、このフワフワ感が頭皮に触れる際に、なんとも心地よい塗り心地。やっぱり鮮度がある石臼挽きは違います。
鮮度があるヌメリ、粘りこそ、ヘナのトリートメントそのもの
数多くのヘナを試す中で、ヘナ特有の粘り、ヌメリ成分こそが髪の絡みついてトリートメントする成分であることに気が付きました。鮮度あり、よくぬめり、粘るヘナは髪への潤い成分が高いと言えるでしょう。
上の写真のペーストを拡大すると…
石臼挽きでは、高速化粉末化装置と異なり、ヘナの葉が二枚の石臼の隙間を通過する際、引きちぎられるように粉末化されます。早い話、目が大きいです。水に溶かして１０分くらい経過するとヘナの葉の断片からヘナ特有の粘り、あるいはヌメリ成分がにじみだしてきて、それがフワフワな手触り感になります。このヘナの葉液部分がヌメリ、あるいは粘りであり、ヘナの潤い成分＝トリートメントというわけなのです。
上の石臼は赤石臼、下の石臼が御影石風の石臼で、上の赤石臼が回転することでヘナの葉が引きちぎられるように挽かれて粉になりオレンジラインに沿って排出されてきます。そうして粉になったのが下の写真。
石臼挽きのヘナを使うと、月に２回のヘナが待ち遠しい楽しみに。ヘナの葉っぱの、草の香り、大地の香りを楽しみながら、１～２時間、ゆったりした時間を楽しみます。
洗い流すと、髪がふわっとサラサラ、頭皮もすっきりして気持ちよい。２週間に一回ヘナしていますが、その間、髪を洗うことは必要ないようです。図らずも脱シャンになってしまいました。
上の写真は太陽の反射によって赤オレンジが強調されていますが、下の写真は、上のヘナをした日から３日ほど後。日陰のため、髪全体は暗めに落ち着いて見えています。髭の色もそこそこ落ち着いています（顎髭はほぼほぼ白髪）。
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