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ヘナは農作物のため、天候(雨や日照条件)により、品質が十分でない作柄の年が稀にあるため、毎年、備蓄ヘナを確保しており、新しいヘナが入荷すると備蓄ヘナを低コストで放出しています
ヘナの作柄は天候の影響を受ける
ヘナは主にインドの北西部、パキスタンとの国境近くのソジャット市近郊に集中的に栽培されている農作物です。農作物である以上、ソジャット市の天候などの影響で、作柄(品質)や収量がかわります。
ヘナの場合、雨、日照時間などの天候の影響で、作柄(品質=染毛力)に影響が出てきます。例えば2020年産の場合、作柄は良好で色素ののりもよかったのですが、雨季が終わり収穫が開始すると、突然、雨が降り始め、乾燥途中のヘナの葉が湿気で茶色っぽく変色(鮮度が落ちて劣化する)してしまうという状況で、緑っぽさが残る鮮度のよいヘナの葉が極端に少なく、色素がよく鮮度のあるヘナの葉をなんとか確保できたという状況です。最近では天候だけでなく、コロナの状況もありますので、最悪の状況を想定してヘナを備蓄し、通常通りの作柄の場合は備蓄ヘナを低価格にして放出しています。
ところが、2020年は高品質なヘナの原材料ヘナの葉が十分な量を確保できず、例年のように低価格で在庫のヘナを放出することはできませんでした。2019年のヘナの在庫も大事に少しづつ販売することで、不測の自体に備えています。