写真の女性は、トリートメントとして黒髪にヘナをしている。色艶がまし、髪にコシとハリが出るトリートメント作用があるため、1か月に一度、何時間ものヘナをし、髪をトリートメントしている。ヘナカラーはぱっと見、ほとんどわからない。
一般的に黒髪にはヘナカラーは染まりません
黒髪にはヘナカラーは入りません。ただし、厳密には多少、入ります。光の角度がかわると赤茶に髪が光る見え方をする場合があります。上の女性の髪を角度をかえて撮影してみたところが下の写真。
髪に赤茶が入っているのがわかりますが、通常は、日蔭では黒髪にしか見えません。
黒髪はヘナカラーがはっきりとわかる状態で髪に入ることはありません
ヘアカラーで染めている髪にはヘナカラーは赤っぽく入ります
ここに市販のヘアダイをしている女性のヘナ前の状態を撮影したものがあります。
根本に黒い部分が出てきており、髪はやや痛みがちです。ここにヘナ100%でトリートメント1時間程度した後の写真が以下。
市販のヘアダイで染めた髪にヘナをすることで色艶が増していますが、若干ヘナカラーが入ったといえるでしょう。赤味の入り方は髪の傷み具合にもよりますが、この女性の場合は、ダークブラウンの髪にヘナカラーの典型的な入り方といえるでしょう。
ヘナカラーの赤味を減少させるには
赤くなければいい場合は、レモン汁などを多く混ぜるとヘナの色素が減退し、赤味がなくなって黄色っぽくなるようですので、そのような方法も良いかもしれません。
ですが、ヘナには色素がありますので、どうしても少し色はつきます。まったく髪の色を変えたくない場合は、ニュートラルヘナと呼ばれるマハラニ カラーレストリートメントをおすすめします。但し、こちらはトリートメント作用としては、ヘナにはおよびませんので、例えばヘナとカラーレストリートメントを半々にまぜ、そこにレモン汁を落とすことで、ヘナの染まりはかなり低減するでしょう。