
ヘナの溶かし加減、石臼挽きの場合:3.6~3.7倍
2020年のヘナは天候などの関係かとは思われますが、全般的に粘りが少なく色素が高い状態に仕上がっており、溶かし加減、お湯の量はやや少なくなっておりますので、注意してください。

よく粘るヘナは非常にのびがよく、手で塗布する場合の溶かし加減がヘナの重さの3.6~3.7倍です。
石臼挽きヘナの特徴的なヘナペーストはヘナペーストの表面がちょっとぶつぶつしている感じで、強い粘りがあるためペーストは持ち上げるのに重く、ゆっくりとペーストが垂れていきます。

これを30分ほど馴染ませてから練り直し、固すぎる場合はお湯を足して練り直し、ゆるすぎる場合はヘナを少し足して固めに練り直しましょう。ペーストが固すぎると塗りにくく、また、色が入りにくくなります。柔らかすぎると垂れてきます。
石臼挽きは基本、手で塗布することをお勧めしていますが、万が一、ハケで塗布される場合はお湯をヘナの重さの5倍程度にして、緩めに溶かしてください。ハケでの塗布のペーストの加減は好みがありますので、柔らかすぎる場合はヘナ粉を足して練り直し、硬すぎる場合はお湯を足して薄めてご自分で調整してください。
ヘナの溶かし加減、ヘナファイン粉末と機械挽きの場合:3.5倍前後
ヘナペーストの硬さには好みもありますので、ファイン粉末や機械挽きの場合は手でヘナを塗布する場合はヘナの重さの3.5倍~のお湯で溶かし、調節するといいでしょう。
ヘナ機械挽きのペーストは粘りが少ないため、持ち上げてもすっと落ちてしまいます。石臼挽きと比較した場合、粘性が低いため溶かし加減の水分は少なめに調整してください。ハケで塗る場合は、4倍程度のお湯で、ゆるめに溶かします。※塗っている最中に固すぎる場合はお湯を足して練り直し、ゆるすぎる場合はヘナを少し足して固めに練り直しましょう。ペーストが固すぎると塗りにくく、また、色が入りにくくなります。柔らかすぎると垂れてきます。