アタルバヘアオイルに含まれていた鉄分が媒染作用をしてヘナの発色を暗めにしている!? 

アタルバヘアオイル

ヘアオイルでヘナの色が暗めに変化する理由がわかりました!

 りんさん 40代/女性 (埼玉県)のアタルバヘアオイル 体験談より

よくある質問
りんさん

以前、私は草木染めを趣味でやっていて、オイルによるヘナの色の変化は草木染めに詳しくなれば解明できるのでは?と投稿しましたが、ついに理由がわかりました。

ヘアオイルに含まれる鉄分(か何かの金属)です!

よくある質問
りんさん

オイルでヘナの色が変わる理由は、オイルに含まれる鉄分(か何かの金属)です!作り方を見ていないので、正確にどの工程でとはいえないのですが、アーユルヴェーダ製法で薬草の成分をオイルに残しているので、薬草自体の鉄分か、育った薬草が吸い上げた土壌の鉄分、もしくは煮出した際に使った鍋やかき混ぜる棒の鉄や銅がオイルに溶け出して、タンパク質の髪に染まるヘナの色に変化が起こったのではと推測されます。

鉄鍋でヘナを練ると赤銅色に染まるのと同じ理由

ヘナ鉄鍋
ヘナ鉄鍋
よくある質問
りんさん

草木染めをするとき、媒染液がないとシルクやウールなどタンパク質に色は入らず、水洗いすると流れ落ちて色がつかないのですが、その際金属を溶かした媒染液を使って色を定着させます。錆びた釘をお酢にいれて溶かした液や、銅、チタンといった金属をお酢などの酸性のもので溶かした媒染液を使うことで染める元の色から落ち着いた暗めの色へと変化させ、色を定着させるのです。

鉄鍋でヘナを練ると赤銅色に染まるのはこのためです。

アタルバヘアオイルは容器の底にカスが残る

アタルバヘオイル
アタルバヘアオイルの底にたまっている漉し取り切れなかった黒いハーブのカス
よくある質問
りんさん

媒染液の古さにも染まり具合は関係していて、長く鉄を酸性のものに漬けておけば鉄分も多く溶け出すので、アタルバヘアオイルは容器の底にカスが残るため、私が2年前に買ったアタルバヘアオイルを今使って色が変化してのは、長く置いたオイルにカスからより多く鉄分が溶け出したのではないでしょうか。

ヘアオイルに鉄分が多く含まれていた!?

よくある質問
りんさん

ここにたどりついたのは、私がひまわりの花びら染めをした黄色いセーターを着て食事をしたとき、サラダに和えた油をセーターに飛ばしてしまい、油がついたところが黄色からグレーに一瞬で変わってしまったので、草木染めの先生にオイルで色は変わるのか聞いたところ、オイルに鉄分が含まれていたのでは?と言われたことでした。

マリネだったので、野菜にオイルを和えてから時間がかなり経っていて、野菜に含まれる鉄分が油に溶け出していたのでしょう。

ちなみにマハラニヘアケアオイルを使っても、同じようにヘナの色が変化しましたが、アタルバヘアオイルで多くの人が変化を感じたのは他のオイルより、鉄分が多く含まれていたものと思われます。

実はヘナ自体にも多くのミネラルが含まれているようです

まは
まは

あるインドの女医さんに伺ったところ、貧血の女性には鉄分を補う目的でヘナを処方することがある・・・とのこと。おそらくヘナ自体にも鉄分をはじめ多くのミネラルが含まれていると考えられます。実はこの先は少し奥が深い話になってしまうのですが・・・これがヘナの切株の写真・・・

ヘナの木

上の写真はヘナの木です。木?と思われるかもしれないのですが、木です。もし、毎年収穫されなければ、10メートル近くにまで大きくなっていたはずのヘナの木ですが、毎年、地上部をざっくりと刈り取られてしまうため、地上部は大きく育つことはないのですが、この小さな切株が推定樹齢100年のヘナの木と聞いたら驚かれるでしょう。

ただし、地下は根は大きく深くに入り、ヘナの根が出す酸によって土が溶かされ、ヘナは土中ミネラルを貪欲に吸収した結果、ミネラルの自然合成の結果として、世にも珍しい髪を染めることができる色素、「ローソン色素」をヘナの木は製造しているのです。こうしたヘナ自身によっても鉄分が多く含まれているとされ、さらにそこに鉄媒染の原理で、鉄鍋やハーブ(鉄分などのミネラル)が含まれるヘアオイルなどを使用することで、より濃く染まっているということなのでしょうか。

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