髪に色がついては困るのでヘナが使えない方がトリートメントされる場合のトリートメント方法です。 使用するのは、「色がつなかいヘナ」「ニュートラルヘナ」「無色ヘナ」などと呼ばれている植物です。ヘナという呼称が入っていますが、実際はヘナとは無関係な「カッシア」と呼ばれる植物ですので、マハラニでは「カラーレストリートメント」と呼んでいます。
このカッシアという植物はトリートメント作用においては実はヘナにはかなわないため、ヘナがご使用いただける場合は、ヘナでトリートメントをされた方が数段良いです。ただし………
髪に色がつかないだけでなく、素手で触れても手は染まらない
ヘナを日々のヘアケアに取り入れるにはやや敷居が高いです。溶かして塗るためには手袋をして、周辺を汚さないように注意が必須です。ところがカラーレストリートメントは素手で触れても手は染まらないため、お気軽にお風呂場などでトリートメントや頭皮パックに活用できるというメリットがあります。ヘナだけでなく、カラーレストリートメントもヘアケアに取り入れてみたらいかがでしょうか?
トリートメント使用例
カラーレストリートメント単体では、ヘナと比較した場合にトリートメント作用などが劣るため、他のハーブを追加して、使用感を向上させます。
◆配合使用例 | |
カラーレストリートメント | 60% |
アムラ | 30% |
カチュールスガンディ | 10% |
カラーレストリートメントセットA(カチュールスガンディ)
やり方は、上記のハーブを比率にてヘナのようにマヨネーズ状に溶いて頭皮や髪に塗布し、30分~1時間程で洗い流します。
◆配合使用例 | |
カラーレストリートメント | 60% |
アムラ | 30% |
ヘナ | 10% |
ヘナを10%ほど混ぜる方法ですが、通常、この程度のヘナでは髪はほとんど染まりません。
シカカイのトリートメント作用(サラサラ仕上げ)を使う方法
◆配合使用例 | |
カラーレストリートメント | 60% |
アムラ | 30% |
シカカイ | 10% |
カラーレストリートメントセットB(シカカイ)
シカカイには髪をサラサラに仕上げるトリートメント作用があります。シカカイを10%までで配合すると適度にシカカイのトリートメント作用を引き出せます。これに多少のオイル(例:アタルバヘッドマッサージなど)を落とし、あるいはお好みでヨーグルト、あるいは卵などを落としてトリートメントパックができあがり。さらにハーブをもう一つしたのが以下の配合。
◆配合使用例 | |
カラーレストリートメント | 60% |
アムラ | 20% |
かチュールスガンディ | 10% |
シカカイ | 10% |
この配合により、好みはわかれますがカチュールスガンディ特有の香りと、さらにサラサラ感が増すトリートメント作用が加わります。
ヘナ同様にオイルの頭皮マッサージがおすすめ
ヘナ同様、トリートメントをされる前に、アタルバ ヘッドマッサージオイルなどの良質なオイルを少量ご使用になり、オイルの頭皮マッサージをした後にカラーレストリートメントをするほうが仕上がりが良く、また頭皮の健康促進にもなります。 但し、あまりオイルの量が多いと落としきれずベタつきますので、ご注意ください。