インドの伝統アーユルヴェーダ製法のオイルとは?

オイルを塗布するインド女性
まは
まは

インド伝統のユニークなアーユルヴェーダ製法は、アロマ精油を添加したオイルとは異なります。

インド伝統のアーユルヴェーダ製法とは?

ハーブの水溶性成分をオイルの中にしみ込ますという、とてもユニークな製法。

ヘッドマッサージオイル
上写真ははアタルバヘッドマッサージオイル
まは
まは

アタルバのヘッドマッサージやヘアオイルはアーユルヴェーダの伝統的な配合と製造方法で製造されています。最初に植物の成分を水だしします。

ハーブの保湿成分の水溶性エキスを抽出する

まは
まは

ブラーミの生葉ジュースをとるために、アタルバでは工場に隣接する農園でブラーミを栽培しています。

ブラーミ(成分名:バコバモンニエラ)
まは
まは

ブラーミはアーユルヴェーダではヘアケアに最も重要なハーブの一つとされ、内服薬にも活用されています。内服薬としてはボケ防止薬、学習力向上薬などとして、脳や神経にかかわる薬として活用されていますが、ヘアケアにあっては頭皮に潤いをもたらす保湿成分のハーブになります。

バコパモンニエリ
ブラーミ(バコパモンニエリ)@アタルバ農園
まは
まは

アタルバの農園で栽培されているブラーミを収穫してエキスを搾り取ると以下のような液体になります。

ブラーミの生葉ジュース
まは
まは

ブラーミは頭皮の保湿成分として欠かすことができないハーブとして、ヘッドマッサージオイル、ヘアオイルすべてに共通して配合されています。

アタルバヘアオイル

まは
まは

特にアタルバヘアオイルは通常だと深い緑色をしています(固まると綺麗な薄緑色になります)が、この緑色は、バコバモンニエラの生葉ジュースの色です。

アタルバヘアオイル
写真はアタルバヘアオイルで平均気温が20度を下回ると薄緑色に凝固しはじめる。色はハーブの色。

アタルバヘッドマッサージオイル

まは
まは

アタルバのヘッドマッサージオイルはブラーミとアカネのハーブ水溶性エキスを抽出してヘッドマッサージにしており、、

アカネ
まは
まは

ロットによってはアカネ色が強くでたり、ブラーミの深緑色が強くでる場合があります。

アカネエキス色のヘッドマッサージオイル
まは
まは

左がアカネ色が強く、右がアカネ色にブラーミの緑色が強めに出ている場合で、天然成分を配合しているため、オイルの色が天然成分の色の組み合わせの強い弱いの影響を受けます。

オイルを塗布するインド女性

アーユルヴェーダ製法は・・

ハーブの煮込み
ハーブの水溶性成分を煮出す
まは
まは

ハーブのエキスを数日かけて水溶させ、ハーブカスを濾しとった後、ヘッドマッサージオイルはゴマ油、アタルバヘアオイルの場合はココナッツオイルを落とし、昔ながらのやり方で大鍋で攪拌しながら煮込み続けます。油は上に浮き、下にはハーブ液が沁みこんだ水があり、水は沸騰し続け、じょじょに量を減らし、水が完全に蒸発しきった瞬間に火を止めます。

オイルを煮込む

ハーブの水溶性成分を保存料を使用することなく長期保管する

まは
まは

こうすることで、油は常に100度の状態でキュアリングされ続け、水が完全に蒸発しきってなくなる瞬間に、オイルの中に水溶性のハーブエキスが転写され、本来、オイルに溶出することがない水溶性のハーブエキス(天然保湿成分)がオイルに溶け込むという、非常にユニークな製法で、通常は腐敗してしまう水溶成分がオイルに溶け込むことで長期保管が可能になります。

酸化しにくく長期保存が可能

ゴマ油の場合は長時間のキュアリングにより抗酸化物質が豊富となり酸化にくい状態での長期保存となります。

ココナッツオイルの場合は、ココナッツオイルには水分が多いという性質のため、それ自体が劣化しやすくオイルが長持ちしません(カビやすい)が、キュアリング工程でほとんどの水気が飛び、また、ハーブ成分(アムラなどは天然の保存料として作用する)により長期保存が可能になります。

お肌への吸収がよい

オイルを塗布するインド女性
まは
まは

伝統的な製法によって製造されたオイルは皮膚への吸収が大変によく、保湿作用に優れ、アタルバヘアオイル、アタルバヘッドマッサージオイルなどは、ヘナに相性がよいオイルとしてインドで伝統的に使用されてきオイルです。

ヘッドマッサージの種類

以下がアーユルヴェーダ製法の基本のヘアオイルヘッドマッサージオイル製品です。

アタルバアーユルヴェーダヘッドマッサージオイル

ヘッドマッサージオイルの特徴と成分について