製品の使い方に大幅な変更!染め時間が15分でも洗い流した後のタオルドライ次第で発色が大きく違う!
↑上の写真:ハーバルカラー7ソフトブラック3回目 で15分染めも60分染めも大差なし!
ハーバルカラー7ソフトブラックで1時間(60分)を2回染めたものよりも、15分で3回染めたもののほうがより暗めに仕上がっています。
ハーバルカラー7ソフトブラックは染め時間よりも染め回数が決め手、染め時間を長くとるよりも回数を多く染めることが鍵。
ハーバルカラー7ソフトブラックで15分3回染めたものが上の写真の左端。右端は60分確かにハーバルカラー7ソフトブラックで60分3回染めたもの。黒の背景で見ることで微妙な差異がはっきりと見えてきますが、大差はないと言えるレベルでしょう。30分×3回、45分×3回、60分×3回についてはほとんど同じ染まりとも言えてしまうほどです。ただし、髪質や髪の状態によって染め時間の調節は必要です。
ハーバルカラー7ソフトブラックの染まり特性は染め時間よりも染め回数で暗めに仕上がる。
↓下の写真:ハーバルカラー7ソフトブラック2回目 で15分染めも60分染めも大差なし!
ハーバルカラー7ソフトブラックは2回染めることで白髪が目安のソフトブラックに仕上がってきます。15分×2回は確かに少し染まりが薄い気がしますが、30分×2回以降は大差がなく仕上がっています。1回に60分染めを2回するよりは、30分染めを2回でも十分かもしれません。ただし、髪質や髪の状態によって染め時間の調節は必要です。
↓下の写真:ハーバルカラー7ソフトブラックの1回染めではムラが目立つ
1回目の染まりは不安定で、染まりムラが目立ちます。初めてハーバルカラー7ソフトブラックで染める場合は、あまり間を開けないで2回、染めるとよいでしょう。髪質によって15分でもそこそこの発色する場合もあれば、45分程度で発色してくる場合もありますので、染め時間は様子を見ながら調節してください。
ハーバルカラー7ソフトブラックの染め方の注意点!
髪に塗布している間は浸透時間!染め時間は洗い流してから1時間
ハーバルカラー7ソフトブラックは、髪に塗布している間は色の素を浸透させている浸透時間と考えてください。ハーバルカラー7の主成分はインディゴのため、インディゴは髪に塗布している間は発色しません。インディゴは洗い流し、湿った状態で空気に触れることで綺麗に発色します。インディゴは色の素であるインディカン(無色成分)が湿った状態で空気に触れることでインディゴという青色に化学変化することで発色します。
お湯洗いで洗い流し、タオルドライで自然乾燥させ(ヘアドライヤーで乾燥さない!)、途中、乾かないように湿らせながら1時間、湿った状態で空気に触れさせて発色促進させるのが綺麗に染めるコツ!
仮に30分髪に塗布していたとすると、洗い流した後、髪が湿ったままの状態でタオルドライする1時間が染まり時間のため、 正確には30分+1時間=1時間30分が染め時間と言えるかもしれません。
一旦綺麗に暗めに仕上がったら、それ以降は、1~2週間に一度、15分~30分(時間の長さは髪質による)の根本染めを繰り返していくと、いつも綺麗な黒髪を維持できるでしょう。
ハーバルカラー7ソフトブラックでの染め方のまとめ
1)洗い流す際、シャンプーは使用しない
髪に塗布している間は浸透時間で、まだ発色していません。洗い流す際にシャンプーを使って洗うと、せっかく浸透した色の素が落ちてしまい、十分に発色しません。
2)ヘアドライヤーで乾かさない
洗い流した後すぐに乾かすと発色しずらくなります。インディカン(色の素)が藍色に発色(インディゴへの化学変化)するには、湿り気と空気が必須です。半乾きの状態がそれにあたります。半乾きの状態ですと湿り気と空気の両方があるため、藍色に発色するのです。ヘアドライヤーで乾かしてしまうと空気はあっても湿り気がないため発色しずらくなります。
3)乾かさない(湿り気を保つ)ためのタオルドライ1時間
タオルドライ1時間、途中、髪が乾きそうになったら軽く湿らせてください。髪を拭いたタオルを頭にまくと気化熱で冷えることがありますので、湿った小さ目なタオルをまず髪にまき、その上から大き目の乾いたタオルを髪にまくなど冷えないように注意してください。
4)タオルドライ1時間の間は暖かい部屋で!
温かく保つことがよい発色の条件です。冷やしてしまうと発色が十分に進みませんし、また、風邪をひいてしまうかもしれませんので注意してください。