ヘナは染めたら三日待ての意味、これが上の写真からすぐにわかると思います。染めた直後は白髪がヘナで赤オレンジ色に目立つのです。ところが、3日、1週間と日がたつと、ぐっと色味が落ち着いて目立たなくなってくるのです。だから、ヘナは染めたら三日待て!、それでも赤オレンジ味が気になる場合は、インディゴで後染めします。一般的に、白髪の出始めなどの場合はヘナ染め後三日待つだけで十分、インディゴは必要ありません。
Aさんヘナ染め後1週間のヘナカラー
上の写真は白髪の出始めの方を、マハラニヘナ石臼挽きで染め、1週間程度経過した状態の写真です。綺麗に染まっており、まさか白髪があるようにはわかりずらいです。
Bさんヘナ染め後3日後のヘナカラー
以下が使用前の写真。通常、白髪の出始めの方が、染めないで、ここまで白髪を伸ばすことはあまりないため貴重な写真です。モデルさんには、数か月、ヘアダイをしないで頑張って白髪を伸ばしていただきました。
出始めの白髪は特に目立つ
黒板に白いチョークで文字を書くのは、はっきりとわかるからです。黒板に白い文字は浮き出して見えるように、出始めの白髪は一層目立ちます。そもそも白髪が出てきたことも心理的にショック。鏡の前で白髪を見るのも「老い」を感じさせ、同時にそれを隠そうと、通常、カラーリングを手放せなくなってしまいます。
マハラニヘナでは白髪の出始めこそ、ヘナをおすすめします。
ヘナの本家のインドでは、ヘナはもともと白髪染めではなかった!
皆さん、ヘナは「安全な白髪染め」と考えているかもしれませんが、インドのヘアケアの歴史において、「美しい髪を生涯保つために」と使われてきたのです。伝統的なインド女性は髪を切らないため、髪を美しく伸ばすことは女性の嗜みでもあり気をつかったのです。母親が8才の娘さんに「美しい髪が綺麗に生えるように」と、オイルで頭皮マッサージをし、その後にヘナで頭皮パックをするのが習慣でもあったのです。よいオイルを使うのが大切で、マハラニヘナでは、ヘナと相性のよいアタルバヘッドマッサージRなどをおすすめしています。
ヘナ100%での白髪染め直後は赤オレンジが特に目立つ
上の写真は、ヘナ染めした直後の写真です。白髪が赤オレンジに染まり飛び出しているかのように見えます。ヘナでは、白髪が赤オレンジっぽく染まるため敬遠されがちですが、よいヘナですと、染めた後、1週間で色がぐっと落ち着きます。ヘナの回数を重ねていけばいくほど、染まり具合もぐっと落ち着いてきます。上の写真の1週間後が以下の写真です。
ヘナ染め後3日~1週間で色が落ち通く
発色の変化は適度な油分(ヘアオイル分)があることでより一層暗めに落ち着いて見えます。上写真端はヘアオイル塗布していますので、一層暗めに見えています。
発色の変化は適度な油分(ヘアオイル分)があることでより一層暗めに落ち着いて見えます。上写真端はヘアオイル塗布していますので、一層暗めに見えています。
さすがに総白髪ではここまでわかりにくくなりませんが、出始めの白髪はヘナだけで大丈夫という理由は、マハラニヘナ石臼挽きなど、よいヘナを使うと、使えば使うほど、色目がしっかりと落ち着いてわかりにくくなるからです。
マハラニヘナでは、染めた直後で判断せず、染めた後、3日~1週間でどの程度色が深まっていくかを見定めてください。
ヘナの本当のよしあしは、染めた直後でははっきりわかりません。染めた直後では、品質の劣るヘナも高品質のヘナも大差がなくわかりにくいのですが、品質の違いは、染めた後1週間で目に見えてわかるようになります。