ヘナする前にはオイルを髪に必ず塗布します
最近のお気に入りはヘッドマッサージオイルリラックス。
1時間以上塗布しておくのだから、単に染まればよいのではなく、染めている時間の心地よさ、これがとても重要、だからオイルを使います
ヘナとカモミールの相性がとてもよく、ヘッドマッサージオイルリラックスでヘッドマッサージをしておくと、ヘナタイムが一層心地よくなります。カモミールの香りにうっとりリラックスしながら、ヘナを楽しむ!単に染めなくっちゃという義務的な毛染めから、リラックスしようかなと、ヘナタイムを楽しみの時間にしていくことが細く長く心地よく続けるコツになります。
オイルなら何でもいいわけではない
よくある質問に、「料理用のオイルでよいでしょうか?」という質問があります。オリーブオイルや、いろいろと料理用に使われ、かつスキンケアにも使えるオイルもありますので、それでいいかと聞かれれば、まぁ、よいとも言えるのですが、実際にはオイルはなんでもいいわけでもないんです。究極、オイルは好みと言ってしまえばそうですが、マハラニで出しているオイルと使い比べていただき、使用感で判断してみてください。
石臼挽きのヘナしか使わなくなった・・・理由
その理由は、単に自身がこだわりだから、ともいえるかもしれませんが、最近、その理由が少しずつわかってきたような、、、気がします……なぜ、自身がヘナをする際にどうしても石臼挽きを選んでしまうのか、、、、機械挽きのヘナもあるのに手が伸びない……これは本能的な感覚だったのですが……
通常の機械挽きのヘナには金属感覚があった!
機械挽きのヘナの製粉のされ方に理由があるようです。ヘナを挽く機械は大きな装置で、ヘナの葉を高速で粉末化し、1時間に数百キロの製粉能力があります。下の写真がインドでもっともよく使われている装置。
この装置には炉のような釜があり、釜の中をハンマーが高速で回転することでヘナを瞬時に粉にします。
上の写真、男性の下に釜があり、釜の中にハンマーが見えています。ハンマーとはこういうもの。
製粉装置では金属粉が摩耗で飛び散る
このハンマーが羽のように高速で釜の中を回転し、釜の内側の壁面を擦り付けることで、ヘナの葉が砕け散って細かい粉末になります。ハンマーは摩擦熱によって高熱になり、ヘナは瞬間的に数百度に加熱され吐き出されて空冷されます。ハンマー(ステンレス鋼)がステンレス鋼の釜の壁面をこすりつけることでヘナを製粉していきますが、このハンマーは摩擦によって摩耗します。
金属粉がヘナの粉に僅かに混ざっている
ハンマーは溶けたように摩耗していますが、この溶けたように摩耗している部分はヘナの粉末の中に微細な状態で目には見えませんが混ざっています。この微小なステンレス鋼の粉末……ヘナを細かく粉末化しようとすればするほと、ハンマーを強くこすり合わせるために金属の摩耗粉が微小ですが混ざってきます。そういう理由で、機械挽きのヘナにはどうしても微妙な違和感を感じていたのではないか?と自身は考えています。
ヘナが使えない人の中には植物アレルギーではなく金属アレルギーの人がいる
なぜこのことに気づいたかというと、マハラニヘナ石臼挽きの愛用者さんに教えてもらいました。金属アレルギーのため市販のヘナが使えないが、マハラニヘナ石臼挽きだけは金属アレルギーが出ないので使えますと、教えてくださったのです。いわゆるヘナアレルギーの方の中には、この金属アレルギーの方が含まれている可能性があります。
マハラニの機械挽きのヘナも木目の細かさを目指してはいない
ご意見として、「他社のものはもっと微粉末」だと、「マハラニの機械挽きも目が粗いです」というお便りをいただくこともありますが、実際は、あえて、目を粗めにしすぎないように注意しています。目を細かくすればするほど、何かがおかしいと感じていたため、マハラニヘナでは機械挽きであっても、微粉末を謳い文句にしていません。細かくもできます。ただ、微粉末状にすると途端に使用感が悪くなってしまうことに気づいたため、機械挽では適度に、ちょうどよい程度の目の細かさにしてもらうようにしてもらってきたのですが、今にして思うと、それは本能的な感覚としての、金属的な理由だったのかもしれません。
石臼挽きは使用感優先!金属的な感覚一切なく、お肌へのアタリが優しい
ヘナは安全な白髪染め、、という方には微粉末ヘナのほうが使いやすくてよいのかもしれませんが、使用感を大事にする方には、石臼挽きがおすすめです。ヘナを溶かして頭皮に刷り込むように塗布し、染めている時間の心地よさは石臼挽きです。
心地よいヘナタイムのために、よいオイルと石臼挽き
ヘナタイムを楽しむために、、それを気持ちのよい、心地のよい体験にしていくために、ヘッドマッサージオイルや様々なオイル、そして石臼挽きを使う。せっかくヘナを1時間~するのだから、楽しく気持ちよくリラックスタイム!
そして何よりも遊び心でヘナしましょう!
遊び心とは、ちょっとした工夫です。ヘナは自然の草木の類であって、工業製品ではありません。使い方のコツを知ることでがぜん染まりがよくなる、仕上がりがよくなる……そうしたちょっとした創意工夫が遊び心でしょう。