ヘナは収穫年(作柄)によって使用方法が違います

ヘナ石臼挽きを溶かしたところ

匿名さん 60代/女性 (神奈川県)のマハラニヘナ石臼挽き体験談より

ご意見「ヘナの収穫年度によって違いがあるのは難しいです」

よくある質問
匿名さん

3、4年前から石臼挽きヘナを使って染めています。

今年9月に2022年度産の石臼挽きのヘナを購入しました。2023年度産のヘナは発売されていましたが、鮮度、染まり、粘度、トリートメントの評価が23年度のものより良かったのでこちらに決めました。

これを使って10月に染めた時に、今までの染まり具合とは違い、髪がばさばさした感じになりビックリ。また、白髪が染まりきらず?キラキラと光る毛が何本もありました。昨日また染めましたが、やはり同じようにバサバサになりきらきら光る毛が目立っています。

今までずっと石臼挽きを使ってきておりますが、このようなことは初めてです。準備や染め時間もいつもと同じようにしました。

ヘナの収穫年度によって違いがあるということなのですね。ただ、こう違いがあると今後選ぶのが難しくなりました。

ヘナは農作物…毎年、作柄が異なります

SM社のオーガニックヘナ畑
まは
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ヘナは地面から生えている植物です。毎年の天候によって作柄が異なってくるため、作柄に応じた使い方が必要になります。

作柄で溶かし加減が違う

ヘナペースト
まは
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作柄で溶かし加減が違います。ある年のヘナは、ヘナの重さの4倍くらいがちょうどよい溶かし加減の時もありますが、次の年にはヘナの重さの3.5倍くらいがちょうどよい溶かし加減になったりする。例えば、2020年産のヘナ石臼挽きは3,5倍くらいの溶かし加減でよかった……その溶かし加減で2022年産ヘナ石臼挽きを溶かすとかなり固めの溶かし加減になってしまう。こうした違いがあるため、最終的にはヘナを塗布する前にペーストが固かったらお湯を入れて練り直し、緩すぎたらヘナ粉を足して固めに練り直す、、こうした塗る直前の調節が欠かせません。

まは
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年年の作柄により若干異なりますので、これはマハラニであろうが、他社のヘナであっても、同じことが発生しています。ヘナは農作物のため、年度の作柄による使い方の違いを避けることができないため、ご理解の上、お使いいただけると助かります。

作柄でヘナペーストの寝かせ時間が違う

ヘナ石臼挽きの溶き加減
まは
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ヘナを溶かして馴染ませておく時間が、これが年度でかなり違います。2020年は極端にいうと溶かしてすぐに塗ってもよく染まる状況でしたが、2022年産は、溶かしてから2時間くらい放置して寝かせてから塗布してやる必要があります。言い換えると、2022年産のヘナは2020年産のように溶かしてすぐに塗布したら、よく染まってくれないのです。

2023年産の溶かし加減と寝かせ時間

まは
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2023年産のマハラニヘナ石臼挽の場合、ヘナの重さに対し3.5倍くらいのお湯で溶かし、1時間~程度馴染ませてから染めることでベストな染まり加減と仕上がりになります。

ヘナのふるいがけ
まは
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2023年産石臼挽きは目が細かいため、フルイガケしてから使ってください。2020年産や2021年産は目が粗目だったためフルイガケは不要でした。

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