2)ヘナ前の準備:ヘナの溶かし方とヘッドマッサージ

ヘナのペーストをどうぞ!

真空パックのもみほぐし

ヘナをもみほぐす

真空パックはヘナの粉が圧縮されて固まってしまうため、よくもみほぐしてやることが大切です。詳しくは以下を。

ヘナのフルイガケ

ヘナのふるいがけ

実際は、フルイにかけるというよりは、スプーンの背でヘナの粉を押してフルイに押し通す、といったやり方になります。ヘナの粉が真空時、圧縮されて固まっているため、その塊をもみほぐすためにフルイに押して通してやることでヘナの粉の塊がほぐれるからです。

ヘナを溶かす

ヘナを溶かす
ヘナを溶かす

ヘナを30分~馴染ませている間に・・・

櫛を通す

ヘナを溶かしたらすぐには塗布しません。最低でも30分程度は溶かしたヘナを馴染ませます。できたら1時間程度馴染ませ時間をとると、なおよいでしょう。

ヘナを馴染ませている間に、まず髪に櫛を通し、自分の髪の状態をチェックします。

髪をチェックする

ヘナは髪を乾燥させる!髪を傷めてしまうことも!

乾燥している髪の場合、ヘナをすることでさらに乾燥します。ヘナは髪から油分を取り除いてしまうからです。不用意にヘナを繰り返すことで、髪の乾燥がさらに進むと髪が傷み始め、髪が絡む、膨らむ、ごわつくなど、トリートメントを期待していたにも関わらず、ヘナすることで逆に髪が傷んだように感じるようになります。

ヘッドマッサージオイル

ショートの方はあまり感じられないかもしれませんが、インド女性は伝統的に髪を切らずに腰まで伸ばす習慣があったため、ヘナの際に髪を乾燥させないように、頭皮ケアも兼ねてヘッドマッサージと髪のオイリングを行います。Ayurveda Kandiの笹生実久さん(モデル)はアーユルヴェーダセラピストのため、ヘナする際は必ずヘッドマッサージオイルで頭皮マッサージを行ってからヘナをします。

ヘッドマッサージする

オイルで衣服が汚れるかもしれませんので、肩になにがしか保護するタオル布などをかけておくか、あるいは汚れてもよいTシャツなどを着ておくとよいでしょう。

オイルで櫛通し

オイルマッサージの後、櫛を通してやることでオイルが櫛につき、櫛から髪にオイルが生き渡ります。木の櫛がおすすめです。

Ayurveda Kandiの笹生実久さんが実際にヘッドマッサージしている様子は以下の動画をご覧ください。ヘナの前のヘッドマッサージは重要なポイントです。漫然とヘナを繰り返していくことで逆に髪が傷み始めていると感じられた場合はヘナによって髪の乾燥が始まっているかもしれません。オイルを上手に使う方法を試行錯誤し、やがてヘナ前のオイルマッサージが心地よく感じられるまでになると……オイルのヘッドマッサージとヘナでリラックスタイム……単なる白髪染めから心地よい体験になっていきます。

モデル:Ayurveda Kandy 笹生 実久
撮影:鈴木 颯馬

アタルバヘッドマッサージオイル

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