ヘナの、白髪染め以外の効果について教えてください<1>

ヘナの色艶効果
まは

ヘナのトリートメント効果はいわゆるトリートメント以上、使い続けると、ヘアダイで輝きを失っていた髪にも美しい天使の輪が! 冒頭の写真でも色艶が出ているのがはっきりとわかります。

1)ヘナの効果:髪の色艶が増す「天使の輪」トリートメント効果

カラーリング剤で染まった髪はなんとなくどんよりとした髪、健康的な輝きがありません。

ダメージヘア ヘナする前

ところがヘナをすると一時的にカラーリングした部分に赤オレンジが入りますが、髪に色艶がでてきています。ヘナのトリートメント作用です。

カラーリングでダメージヘアがヘナで赤オレンジ味がはいった様子

数日~1週間もすると、発色が落ち着き、色艶感だけが残ります。

傷んだダメージヘアにヘナをした三日後の様子

人の髪の美しさは、実際には、髪の放つ色艶…これ言い換えると「天使の輪」ということになります。ヘアダイで茶髪にして、あるいは何かの色に変色させ、綺麗と一時的に感じるにしても、使い続けると、その薬品のために、髪は痛み、色艶、輝きを失い、天使の輪がない鈍い色の髪に…。それに対し、ヘナにはあなたの本来の髪の美しさを引き出してくれるトリートメント作用があり…使えば使うほど、髪の色艶が増し天使の輪がでてくる……だからこそ、伝統的に髪を切らないインド女性は髪の美しさを保つためにヘナを使い続けたのです。

写真で髪の色艶を撮るのは難しいですが、下のヘナの後の写真ではヘナ特有の髪の輝きが見て取ることができます。ヘナの比率2割未満で根本にヘナ色に染まっている箇所が見えます。写真のモデルのMさんは長年、マハラニヘナ石臼挽きで染めています。

ヘナの色艶効果

上の状態の三日後が以下の写真

ヘナの色艶効果

「ヘナは染めたら三日待て」と言われるように、三日で赤オレンジ色が暗めに落ち着き、素晴らしい髪の輝きを放っているのが写真でわかります。これこそ、ヘナ特有のガラスのようなコーティング、あるいは水をはじく撥水コーティング効果なのです。

ヘナによってなぜ髪に艶が出るのか?:水をはじく撥水作用効果

ヘナを続けていくと、体感的にヘナが髪をコーティングしていく…まさに天然のコーティング剤のように感じられます(実際にコーティングしているかは不明、あくまで手触り的な感覚)。手触りはもちろんサラサラ、髪にひっかかりをまったく感じない、すばらしい櫛通りを体験できます…。繰り返し繰り返しヘナで染めていくと、ある時、髪を洗ってタオルで拭いて、ヘアドライアーで乾かして…ところがヘアドライヤーで乾燥させなくてもすでにもうかなり乾いている!ヘナを繰り返した髪は撥水作用があるかのように乾きが速い…。特に憂鬱だった冬場の洗髪がヘアドライヤーすらせずタオルを巻いておくだけで乾いてくる。ヘナを長年続けていたら、実際に髪が水をはじくようになったと報告している女性もいるように、ヘナをするとロングな髪もさらっとクシが通りやすくなり、またツヤが出てくるのです。

髪の切れ毛枝毛を防ぐため髪を長く伸ばすことができる

インドでは女性は小さい頃からヘナをします。「子供にうちからヘナをしておくとよい髪が生えてきて、年をとっても髪のトラブルがない」と言い伝えられてきたからです。ヘナをすることで枝毛や切れ毛を防ぎ、美しく伸ばすことができるのです。

インドの伝統が証明しているヘナの効果

インド数千年の歴史の中で髪に使用をすすめられているハーブ。伝統的にインド女性が使い続け、途方もない人数の女性や男性が使ってきたハーブであり、千年以上の人体実験を経、その効果、作用が伝えられてきたものです。そうした長い歴史の重みのある天然の草木染めであり、最良のトリートメント剤、最良のシャンプー剤であるといえるでしょう。

ヘナには育毛/抜け毛予防効果がある?

ヘナには育毛効果があり、抜け毛を予防する!お伝えしたいところですが、実際はわかりません。ヘナにそこまで期待するのは期待のし過ぎではないでしょうか?少なくても一つ言えることは・・・・

ヘナを適切に使用することで、髪の櫛通り、手触りがよくなり、枝毛や切れ毛の少ないしなやかな髪を維持できる効果がヘナにはあるでしょう。昔より女性にとっては髪は命ともいわれ、美しい髪を維持することは女性にとって大切です。そうした美しい髪のためにヘナをお役立てください。