オレンジ色がちょっと、、と、皆さんインディゴで暗めにしますが、、、
これも見方、考え方です。気になりだすと気になってしまいます。長年、ヘナを続けてきた方の中には、最初の頃は確かにインディゴで暗めにしていたのですが、やがてヘナのオレンジカラーが意外によいと、白髪が多い方でも、インディゴは使用せずヘナだけで白髪を染めている方が一定数おり、オレンジ色のヘナカラーがお気に入りなだけでなく、ヘナの使用感を気に入っているため、あえてインディゴを使おうとは考えていないようです。
ヘナカラーが逆にお気に入り
赤い髪が生えてくるおばあちゃん
…ヘナ一筋のヘアカラーライフ…71歳ですから、白髪もだいぶ増えましたが、誰もが私があえてオレンジに染めていると思っていて、実は白髪が半分以上ということには気がつきません…孫に「どうして髪が赤いの?」と聞かれて「おばあちゃんは赤い髪が生えて来るのよ」と答え…これからの人生も、ヘナに励まされ助けられて生きたいと心から思っています…
ヘナのメリット:使用感がよい
ヘナの使用感……、つまり、ヘナを塗布して染めている時間が気持ちよいです。人にもよりますが、一般的にヘナしている最中は、ゆったり時間が流れる優しい使用感です。ところが、ヘナの赤味を抑えるためのインディゴですが、これは真逆……使用感がよいとは言えないのです。ヘナは塗布している間、刺激もほとんどなく優しい使用感ですが、インディゴはやや刺激があり、塗布している最中、植物アレルギーでもないのに痒みすら覚えることがあります(植物アレルギーではないため、洗い流すと痒みが収まる。)
ヘナのメリット:植物アレルギーがほとんどない
インディゴで植物アレルギーが出る場合があり、そもそも使えない方がいます。インディゴアレルギーで使えない方は、そもそもヘナだけでヘナをしている方もいらっしゃいます。確かに赤っぽく白髪が染まってしまいますが、ヘアダイなどの化学染毛剤に懲りている方は、赤オレンジ色も一つのおしゃれとして受け入れ、赤いヘナオレンジカラーだけで白髪を染めています。ヘナは優しいハーブ、天然の毛髪料といえるでしょう。
ヘナはお子様も使用できる、お肌に優しいハーブ
ヘナでアレルギーになる場合は非常に稀です。自身はインドで子供たちにシラミ予防としてヘナを定期的に塗布していました。ヘナをしておくことで、他の子供たちがシラミにやられていてもシラミにやられないのです。シラミはどうやらヘナの匂いがお嫌いなようなのです。実際に効果がどの程度あるのかは不明ですが、インドでは子供たちはヘナのおかげかシラミにやられることなく過ごすことができた…ヘナは子供にも使える優しいハーブといえるでしょう。
ヘナで強い植物アレルギー反応がでた!という場合:薬品入りのヘナには要注意
ヘナに何らかの薬品が隠し配合されていると、ヘナでアレルギー反応がでるといった場合はあります。この場合は植物アレルギーではなく薬品アレルギー。特にインド国内で販売されているヘナにはヘアダイ成分(ジアミンやピクラミン酸)や見た目を緑っぽくみせかける人工着色料などが配合されていることが多く、こういった化学薬品が配合されているヘナ関連製品に薬品アレルギーが出るあります。特に赤みが強いヘナと謳っている製品には化学薬品(ピクラミン酸)が隠し配合されている場合もインド国内品ではよくありますし、日本にも100%ヘナということで薬品入りのヘナが輸入されていた事例が過去にはあり、ヘナの有名メーカー製品が検査で薬品入りだったことが判明、リコールになったケースもあります。そもそも、ヘナ100%に強いアレルギー反応が出るということ自体がほぼなく、もし、実際にヘナに強いアレルギー反応がでた場合は、本当にヘナ100%だったか?薬品が混入していなかったか?を確認する必要があるかもしれません。
化学薬品ゼロ宣言
マハラニ製品は化学薬品ゼロ宣言工場で生産されていますので化学薬品の混入もない100%安心な製品です。なぜ、「 化学薬品ゼロ宣言 」が重要かといいますと、一般的にインド国内の工場は薬品入りのヘナも天然の製品も同じラインで、同じ設備を使用して製造されているという現実があるのです。インド国内向けはもちろん中東やアジア方面に薬品を少し添加することで染毛力を高めた(薬品で赤みを強くした)製品が製造されており、設備は共通のため、薬品が何かの間違いで混入してしまうことがないとは言い切れないのです。
また、薬品は配合されていないにしても、他のハーブをブレンドしたヘナ関連製品もあり、配合されたヘナ以外の他のハーブに植物アレルギー反応が出る場合もあり、使用するのはヘナ単体、ヘナ100%が安心です。
ヘナの効果:髪質、手触りがよくなり、色艶が増す
ヘナのトリートメント作用は抜群で、使えば使うほど、髪質や手触りが改善、色艶が増してきます。ところがインディゴにはトリートメント作用がなく、インディゴを使いすぎると逆に髪の手触りが悪くなる、色は調整できても艶がなくなってくるなどの、副作用もあるため、使わないか、使っても最低限にするのがよいのです。
カラーリング剤と比較した場合のヘナのメリットデメリット