生理中にシャンプーで髪を洗わないほうがいいのでしょうか？

ごもっともです。現代のシャンプー法を実践されている皆さんにとっては、生理中、髪を洗わない・・・ということはできないでしょう。

そもそも、毎日のようにシャンプーをしている方にとって、生理中、１週間程度、髪を洗わないでおくということはいくらそう勧められてもできないと思うはずですが、実際は可能です。可能というか、１～２週間程度、髪を洗わなくても特に問題がない状態が本来の状態で、髪を毎日洗う必要性がある状況が異常ですが、この件については、ページの後半で説明します。まず、なぜ生理中に髪を洗わないほうがよいについて考察してみましょう。

昔から言い伝えられているものには、何か重要な理由が隠されている場合があるかもしれません。

中国では出血した人の髪を濡らすという話があるそうです。 髪を濡らすことが止血になる。インドでは昔から、生理中は髪を濡らすことさえ忌避とされております。一説によると、生理中に髪を濡らすと、血が固まると言われたりしておりますが、実際のところ、科学的にどう説明できるかについては、よくわかりません。

うちの母親（御年９０歳）に聞いたところ、昔から、生理のときは髪を洗うなと言われていたと確認できました。

あくまで言い伝えということで現時点で科学的な根拠、裏付けはありません。おそらく、東洋医学やアーユルヴェーダの専門医、整体の先生などは、それぞれの分野の説明方法で、その理由を説明されていると思いますが、西洋の医学的な観点では科学的医療的な根拠は現時点ではないようです。あくまで言い伝えレベルでの考察になりますが、詳しくは以下のページなどを参照してください。

仮に言い伝えが本当で、生理中に髪を洗わないほうがよいとしても、実際問題、何日も髪を洗わない、シャンプーしないこと自体ができないと「思い込まれている」方が大半でしょう。

そもそも、毎日髪を洗う必要が発生してしまった、その理由、原因は、現代のヘアケア方法そのものにあると言えるでしょう。シャンプーするからシャンプーする必要が出ています。

シャンプーすればするほど、毎日のようにシャンプーしなくてはならなくなるのは、実際は、使用しているシャンプー剤がお肌に全くあっておらず、頭皮と髪に異常が発生している可能性が高いです。

さらにはシャンプーだけでなく、ヘアダイ、パーマ、ヘアスプレー、ヘアジェル……髪と頭皮におびただしい量の化学物質を使用することで、頭皮に異常が発生し、痒み、臭い、フケ……毎日、シャンプーしないとガマンならないのです。

現代人のヘアケアは基本として「毎日髪を洗って清潔に」という発想から組み立てられています。子供時代から続く現代のシャンプー法の実践者にとって、それ以外の発想があることをまず知りましょう。

生理中であってもなくても、頻繁に髪を洗うこと自体が実は問題。これを機会に、シャンプーして髪を清潔に保つという、その思い込み、発想を根本から変えてしまいましょう。

ヘナやハーブのやり方の観点からヘアケアを見ますと、上記のようなことが言えます。三日置きですら、頻繁なシャンプーといえるでしょう。実際はシャンプーはほとんど不要なのです。

一度、視点を変えて、再度、皆さんのヘアケアについて考え直していただき、一切の薬品を排除した自然の素材、ヘナやハーブだけでする気持ちのよいケアをお試しいただく中で、そう遠くない時期、ご自分で「生理中は髪を洗わない」ようにしていなくて、生理中であっても普通に髪を特には洗ってはいないと気が付いて驚く日がやってくるかもしれません。まずは試しください。

生理中には髪を洗わないためには…ヘナを続けるうちに頭をあまり洗わなくてもよくなって

ヘナを愛用して数年になります。

ヘナ遊のブログをたまに拝見していますが、生理中には髪を洗わないほうがよいという書き込みを読みました。

現代女性にとって3日~1週間も頭を洗わない生活などムリだ！と思いました。

でも、ヘナを続けるうちにだんだん頭を洗わなくてもよくなり、女性にとってヘナは欠かせないものだという結論に至るまでになりました。