長時間のインディゴ染めで匂いに気分が悪くなり、洗い流しても匂いが残ってむかむかする

自前の髪が茶色で、もとよりヘナ染めの色に抵抗がなく、特に石挽きヘナは落ち着いた赤みなので自分としてはそのままでもよく、また一度インディゴするとしばらくは「もつ」ので、そのような頻度になります。したがって、購入頻度は1年に1度、100ｇです。石挽きヘナは１年に１kgで少し足りない。この比率のセットがあったらいいな、と思います。

前髪をかきあげたとき、金茶の生え際にギョッとしたら仕事している都合上しかたなく、短時間の後染めをヘナの１～２日後に行います。風呂に入る直前に、インディゴ25gをぬるま湯100mLで練って、乾いた頭の地肌に塗布します。前から見える頭の半分の地肌にしか塗らないので、お湯もインディゴもヘナ分量の半量です。頭頂から耳の周囲の生え際、顔の周囲の生え際まで地肌に塗り、すぐ風呂に入り、体を洗ってから洗い流します。色味にこだわりはありませんが、染めてすぐよりも数日後にちょうど良いこげ茶に落ち着きます。

先日インディゴ染めをしたとき、匂いに反応して気分が悪くなりました。いつもは上記のとおり、塗布してから30分以内には洗い流していたのですが、洗濯をしたくなり、そのまま数時間過ごしてしまったのです。ヘナの場合はいつも夕方塗布して、３時間以上おいて風呂で洗い流していましたから、「もう少し塗ったままにしてもちょうどいいかも」という思いがありました。しかし、それは間違いだったようです。

洗い流しても匂いは残りますから、むかむかする感じは残り、その後数日、インディゴ臭が薄れるまで続きました。おそらく、シャンプーで洗えば匂いもとれたのでしょうが、根がケチなので「せっかくくっついた色素がもったいない」とそのままにしました。髪はいつもと同じきれいなこげ茶に染まり、その他肌にも何のトラブルもありませんでしたが、あの匂いを思い出すとムカムカがよみがえるぐらい具体的な体験となりました。

これからもインディゴを使用しますが、「風呂に入ったらすぐ」洗い流そうと思います。それで、十分染まります。体験談から「インディゴは植物アレルギーを起こしやすい」と知ってそうしていたのですが、「長時間おくとどうもよくない」ことを、身をもって経験いたしました。ヘナのノリで、インディゴ染めして長時間おくことは、おすすめしません。