体験談/お客様の声

評価
ヘナのTIPSまとめ [2018/07/25]

By らに 40代/女性 (東京都)

本サイトでマハラニヘナ4種を購入して使用しました。各商品の個別的感想については投稿が一巡しましたので、ヘナの総合的TIPSをまとめました。現在は「マハラニヘナ石臼挽き」および「カラートリートメント花ブレンド」をWリピート中です。


 ●ヘナの3種の神器 


私の場合、ヘナの3種の神器は「プラスチックボウル」「シリコンゴムヘラ」「コーム付きハケ」。プラスチックボウルとシリコンゴムヘラは台所用品、ハケは髪染め用品として、百均で販売されています。本場インドでは伝統的に鉄鍋を使う地域もあるそうですが、金属製の道具はヘナと化学反応を起こす可能性があるので、私はプラスチック製を選んでいます。


ハケ塗りは、慣れるまで「ゴム手袋」が必要かもしれません。うっかりヘナに触れることによる爪のヘナ染まりを防ぐためです。慣れてくれば、ゴム手袋なしでも、ヘナに触れることなくハケ塗りができるようになります。ゴム手袋は百均でも買えますが、少し高くてもスーパーで売ってる指先強化ビニール手袋のほうが長持ちします。直射日光の当たる場所に干すと、素材劣化が早くすぐ破れるので、日陰干ししたほうがいいですね。私は指先強化ビニール手袋を買い替えることなく2年近く使っていますが、まだ破れはありません。ちなみに、使い捨てポリエチレン手袋は、ヘナには不向きです。ただでさえ粘着性とぬめりがあるヘナに対して、使い捨てポリエチレン手袋は滑りやすく、誤塗りが多発します。 


ヘナをカラーリング目的に使う場合は、ヘナの置き時間が長いため、「使い捨てシャワーキャップ」「使い捨てイヤーキャップ」は必需品です。いずれも髪染め用品として、百均で買えます。冬の低温環境ではヘナが染まりにくいため、「電気ヘアキャップ」があると便利。私のようにヘナをシャンプー&トリートメント目的に使用する場合は、ヘナの置き時間が10〜15分と短くて入浴中に終わるので、シャワーキャップ・イヤーキャップ・電気ヘアキャップは不要です。 


●ヘナ前のヘッドマッサージ「アタルバ・ヘアオイル」

 本サイトのヘッドマッサージオイル5種を使用しましたが、個人的にはココナッツオイルベースの「アタルバ・ヘアオイル」がベストです。週2~3回のプチヘナ前に毎回大さじ1杯ほど使用していますが、使用感がとても軽く、オイルにありがちな重いべたつきが残りません。ヘナ後の髪の仕上がりが、ぐんとよくなりました。私はパサつきやすいx毛ですが、髪の広がりがおさまり、髪がサラサラしてツヤ感が増します。一般的には、髪がサラサラすると髪の根元がペシャンとボリュームダウンしてしまうものですが、なぜかサラサラしてもヘナ後の髪の根元の立ち上がりはよく自然なボリュームを維持しています。 

「アタルバ・ヘアオイル」のベースオイルであるココナッツオイルは低温環境で固まりやすい性質をもっているため、冬場はセサミオイルベースの「アタルバ・ヘッドマッサージオイル」シリーズを使っています。毛先につけるだけのときは、森林アロマが心地よい「マハラニ・ヘアケアオイル」を選んでいます。季節と用途で使い分けています。


 ●超頻繁なプチヘナは「緩めに溶いて短時間」 

私のヘナ頻度はとても高く、週2~3回。ちょっと高頻度すぎるかなぁとも思うのですが、自分の中ではヘナはシャンプーという位置づけだし、リラックス感が心地よくて止められない。頻度が高い分、ヘナ濃度をわりと薄めというか緩めに溶いて、ヘナ置き時間を約10分へ短縮しています。

 ヘナには軽い脱脂効果があるため、高頻度すぎて乾燥肌が大丈夫かなと心配していたのですが、杞憂でした。もともと粉を吹くくらいの超乾燥肌で、ケミカルシャンプー時代には頭皮の乾燥フケが気になっていました。シャンプー代わりにプチヘナするようになってから、全く乾燥フケがなくなりました。ヘナには軽い脱脂効果があるものの、ケミカルシャンプーの強烈な脱脂効果に比べれば、この上なくマイルド。ヘナ前にヘッドマッサージオイルを使うと、さらに保湿効果が高まります。 

私のプチヘナは高頻度といえども、短時間なのに、よく染まること。伸びた白髪の根元が、超オレンジ色になります。全体の髪色もだんだん明るくなります。そこで、2週間に1回はハーバルカラーのブラック系で染めています。結果的に、プチヘナまたはヘナシャンで先染め、ハーバルカラーで後染めしていることになっています。ハーバルカラーのブラック系を単独で染めていたときは完全な黒髪でしたが、ヘナの先染め工程が加わったことにより、ややブラウンがかった黒髪になりました。
 

●最もヘナをムダなく使えて、染め漏れが少ないのは「ハケ塗り」 

最もヘナをムダなく使えて、染め漏れが少ないのは「ハケ塗り」です。他に「ハニーポットによるシャンプー塗り」「ゴム手袋による手塗り」を試しましたが、「コーム付きハケ塗り」がベストでした。
 

(コーム付きハケ塗り)

 ハケに載せられる分だけヘナを少量ずつ髪へ運ぶため、こぼれ落ちのムダが少ない。ヘアカラーをする美容師さんのように、コームで髪を少しずつすくい分けながら、ハケで髪の分け目に万遍なく塗ることができるので、染め漏れが少なく美しく仕上がります。
 

(ハニーポットによるシャンプー塗り・ゴム手袋による手塗り) 

塗っている最中にどうしてもヘナの流れ落ち、こぼれ落ちが発生してヘナをムダに消費してしまう。またハケ塗りと比べて塗りが粗いので、白髪の染め漏れが多くなります。
 

●「ヘナ塗りもヘナすすぎも浴槽の中」で完結させて、お風呂掃除を最少化

 「お湯を張った浴槽の中でヘナ塗りとヘナすすぎをする方法」は、ヘナ後のお風呂掃除が浴槽のみで完結するので、最もお風呂掃除が楽ちんです。これはヘナだけでなく、ハーブシャンプーも然り。他に「浴室の中の床上でヘナ塗りやヘナすすぎをする方法」「リビングルームや洗面所の床上でヘナ塗りをする方法」を試しましたが、友人から教えてもらった「お湯を張った浴槽の中でヘナ塗りとヘナすすぎをする方法」がベストでした。
 

(お湯を張った浴槽の中でヘナ塗りとヘナすすぎをする方法) 

塗るときにヘナが浴槽のお湯の中にこぼれ落ちても、頭ごと浴槽のお湯の中に浸かって髪をすすいでも、ヘナ風呂としてもれなく二次利用できます。また浴槽は滑らかな素材なので、後で掃除がしやすい。ヘナ風呂後は、放置すると浴槽の変色の原因になるため、栓を抜いてすぐ浴槽を洗うことをおすすめします。

(浴室の中の床上でヘナ塗りやヘナすすぎをする方法)
浴室床上でヘナすると、ヘナ後に床をシャワーで洗い流せる点はいいですね。ただし浴室床の凹凸には、ヘナのこぼれ落ちやすすぎ湯が引っかかって滞留しやすく、放置すると変色する可能性があるため、床の凹凸を丁寧に床掃除する必要があります。
 

(リビングルームや洗面所の床上でヘナ塗りする方法) 

リビングルームや洗面所の床上でヘナを塗るときは、45リットルのゴミ袋を床に敷きつめていますが、ヘナ散り範囲をカバーしきれず、床や壁に微小なヘナ散りを見つけて愕然とすることがあります。このヘナ散りに気づかずに放置すると、床や壁、インテリアなどがヘナ染まりしてしまうリスクあり。そこまでリスクを冒してリビングルーム等でヘナ塗りしなくても、浴室の中でヘナ塗りするほうが無難かと思います。
 

●誤って起きてしまった「ヘナ染まり」への対処法 

(爪のヘナ染まりを薄める方法)

 誤ってヘナ染まりしてしまった爪の染まりを薄めたい場合、半分に切ったレモンの中に爪を入れたり、水に溶かした重曹の中に爪を浸したりすれば、漂白作用で爪のヘナ染まりが薄まります。そこまでしたくないという方は、何もしなくても爪のヘナ染まりは自然と薄くなります。1週間ほどでよく見なければ目立たなくなり、2週間ほどでほぼ消えてしまいます。
 

(浴室床の凹凸を漂白する方法) 

浴室床の凹凸を手動で完璧に掃除するのは難しいため、ときどき泡状の漂白洗剤(例:強力カビ○○○○)を吹きかけておいたり、液状の漂白洗剤を水で薄めて床へひと流ししておいたり、ひと手間かけると浴室の美しさを保てます。
 

(白壁等のヘナ染まりした部分の漂白パックの方法) 

万が一、白壁や白システム洗面台にヘナの散り染まりを見つけたら、私は〇は〇ローションパックの要領で、白壁等を漂白パックしています。漂白パックの方法としては、水で湿らせた後に泡状の漂白剤を吹きつけた脱脂綿を、白壁等のヘナ散り染まり部分に貼りつけ、上からサランラップで覆い、セロハンテープを貼って押さえます。サランラップでカバーするのは、漂白される前に蒸発してしまうことを防ぐため。翌日には、ヘナの散り染まり部分が薄まるか、または漂白されて元戻りになっています。ただし漂白パックの対象は、漂白剤を使用可能な素材のみなので、使用前に漂白剤の注意事項をよくご確認ください。

この製品の他の体験談

関連タグ

参考になりましたか?

1 人中、3人の方が、「この体験談が参考になった」と投票しています。
※ 体験談は他のお客様により書かれたものです。お客様ご自身の判断でご利用ください。

使った感想、使用法、どのように使って、どのように良かった、などのみなさんの体験談をお知らせください。