ヘナの染め方

ヘナ染め方の注意点とコツ
よくあるご質問

ヘナで染めたら白髪だけがヘナカラーの赤オレンジ色に染まった

質問:初めてヘナしたところ、白髪がオレンジに染まり外出できません。

回答:数日するとオレンジ染まりの色が赤茶、茶赤と落ち着いていきます。

ヘナ染めは天然の草木染め。染めた直後と空気に触れて酸化することで色の風合いが変化し、ヘナの場合は最初は白髪に染まったオレンジ色が目立ちますが、翌日、翌々日・・・と経過するにつれ、色が落ち着きますので、数日お待ちください。

質問:ヘナの赤味が気になる

回答:インディゴの後染め10分程度で赤味を飛ばす

ヘナ染めの後、翌日、あるいは数日しても赤い染まりが気になる場合は、インディゴで軽く10分~程度の後染めをすることで、赤味を飛ばすといいでしょう。インディゴで長時間染めますと真っ黒に染まってしまう場合がありますので注意してください。

ヘナ100%で染めているが少し赤みが気になる

質問:白髪は少ないのですがヘナ100%で染めると赤く目立ちませんか?

回答:白髪が少ない場合はヘナだけで染めるので十分です。

一般的に白髪の比率が2~3割未満の場合は、特にインディゴはハーバルカラーを使用しなくても、ヘナ100%だけで白髪はわかりにくくなります。白髪の量が少ない場合は、まずはヘナ100%でしっかり染めてみることから始め、どうしても気になる場合だけインディゴなどを使用するといいでしょう。

白髪の割合は少ないです。どのヘナを使用したらよいでしょうか?

質問:ヘナの使用頻度はどれくらいですか?

回答:頻度に決まりはありません。

白髪の伸び具合などによって個人差がありますが、月2回~程度でされている方が多いようです。ただし、ヘナの使い始め、特に髪が傷んでいるなどの場合は、毎週1回などを3回程続けてすると、通常は3回目ぐらいより髪に色艶が増し、仕上がりがぐんとよくなりますので、短い期間で繰り返し使用することをおすすめします。

質問:ヘナでしっかりと染めるコツを教えてください

回答:ヘナの色素を十分に引き出して染めたい場合は、以下の項目にご注意ください。

熱湯で溶かさない

ヘナは高温で色素が減退するため、熱湯でないお湯(50~60℃が最適)で溶かしてください。

適度な濃さで溶く

薄すぎるペーストは染まりにくく、また、固すぎるペーストも染まりにくくなります。

酸やタンパク質を混ぜない

レモンやアムラなどの酸、あるいは、玉子やヨーグルトなどのタンパク質や大量のオイルなどは、ヘナの色素を減退させますので、染めが目的の場合は混ぜない方が良いです。

寝かせすぎない

ヘナのペーストを寝かせすぎると染毛力が落ちてしまいますので、寝かせ時間はヘナを溶かした後30分~1時間程で、あまり長時間寝かさないようにしましょう。

シャンプーで洗い流さない

ヘナは、必ずお湯で洗い流してください。シャンプーや石けん類で洗いますと、せっかくのヘナが落ちやすくなります。また、ヘナを洗い流す際、「ヘナの色落ち」といって、ヘナ色の水がいつまでも流れてきますが、キレイな水になるまで全部洗い落とそうとしつこく洗わないで、ペーストが落ちる程度に洗い流しましょう。ヘナは1~2日かけて定着し、安定しますので、できればヘナ後2~3日は石けんやシャンプー類で洗わずに、お湯洗いだけにするのが望ましいです。

冷やさない

寒い時期にヘナをする場合は、冷やさないように注意してください。ヘナは温度が低いと染まりが悪くなるので、冬場など、寝かせている間にペーストが冷たくなってしまった場合は、湯煎などをしてホカホカに温めてから使用してください。

また、塗布した後は暖かい部屋で過ごし、ペーストが冷たくなってしまわないようにラップの上からタオルを巻いたり、毛糸の帽子や保温キャップを被ると良いです。ペーストにユーカリオイルを混ぜたり、ヘアドライヤーなどでキャップの上から短時間加温するなども良いでしょう。

質問:ヘナで黒髪は染まりますか?

回答:基本として黒髪は染まりませんが、、、

「ヘナで黒髪は染まりません」とお答えしていますが、実際は黒髪はヘナでわずかに染まっています。ヘナで何度も染めていくと、微妙な発色をし、色つやが出てきます。以下のQのページをご参照ください。

ヘナで黒髪を染めると太陽に光り輝く

質問:もともと茶色がかった黒髪ですが、ヘナで色は染まりせんか?

回答:真っ黒の黒髪は色が入りにくいですが、茶色がかった黒髪の場合はヘナカラーがきれいに入る場合があります。

「ヘナで黒髪は染まりません」とお答えしていますが、実際は茶色がかった黒髪の場合は、美しくヘナカラーに発色します。

茶色がかった黒髪の場合はヘナカラーがきれいに入る

質問:カラーリングしている髪はヘナでどう染まりますか?

回答:白髪同様に赤みが入りますが、赤みの入り具合は、どの程度の明るさ暗さにカラーリングしているかによります。

カラーリングしている髪はヘナでどう染まる?

茶髪に明るめにカラーリングしていると、赤みが強く入りますが、ダークブラウン系の暗めにカラーリングしている場合は多少赤みが入る程度です。

ヘナで仕上がりがよくならない

質問:ヘナ前のオイルマッサージは必須ですか?

回答:必須ではありませんが、おすすめします。

ヘナには脱脂作用がありますので、使用前にある程度のオイル分を補う方が仕上がりがよく、その際に頭皮のマッサージを行うことで、頭皮ケアも できます。また、頭皮の赤染まりや、ヘナショックを緩和する意味においても、ヘナ前にオイルマッサージすることを、おすすめします。

ヘナで仕上がりがよくならない

質問:ヘナ染めの仕上がりがよくない、トリートメント効果が実感できないのですが?

回答:ヘナにオイルを混ぜたり、ヘナの後、ハーブシャンプー香る髪でトリートメントするとよいでしょう。

何らかの理由で、ヘナの後、髪がごわついたり、きしんだりと、仕上がりが向上しないことがあります。そういうときはオイルとハーブシャンプー香る髪の片方や両方を試すとよいでしょう。詳しくは以下のQAを参考にしてください。

質問:ヘナ染めの後、いつからシャンプーして良いですか?

回答:ヘナが定着する2~3日は、お湯洗いをおすすめします。

少なくともヘナ染めした当日は、お湯洗いをしてください。どうしてもシャンプーをしたい場合は、翌日以降にしてください。

質問:トリートメントでヘナを使用する場合のやり方は?

回答:染める目的でも、トリートメント目的でも、ヘナのやり方は同じです。

ただし、トリートメントの場合はヘナを溶かしてから、すぐに髪に塗っていただけます。また、トリートメント目的の場合は、塗布時間は30分~1時間程度で十分でしょう。

質問:ヘナの匂いが気になります。何かよい方法がありませんか?

回答:ヘナには、特有の匂いがあります。

これはヘナという植物の持つ香りで、取り除くことは出来ませんが、お好みのエッセンシャルオイルをヘナのペーストに数滴混ぜることにより、ヘナを塗布している最中のヘナの匂いを緩和することはできます。

質問:頭皮に染まったヘナは落ちますか?

回答:翌日には目立たなくなるのが、一般的です。

ヘナの直後、頭皮は赤オレンジによく染まっている場合でも、翌日にはかなり薄くなっていて、あまり目立たなくなっているのが一般的です。それでも気になる場合は、翌朝などにお湯で洗い流すと、赤染まりがかなり目立たなくなります。ヘナを数回繰り返す内に、頭皮にハリが出てきて染まりにくくなりますので、ヘナをし始めの数回は頭皮の赤染まりを緩和させるために、しっかりとヘナ前のオイル頭皮マッサージをされることをおすすめします。

質問:ヘナで風呂場の床に色がつきませんか?

回答:通常は付着をしてすぐに洗い流せば、着色しません。

ただし、浴室の材質により、あるいは、付着を放置したままにしますと、薄っすらと痕が残る場合があります。ヘナが付着した場合は、すぐに洗い流してください。

ヘナ染め方の注意点とコツ

ヘナやハーブシャンプー解説書、希望者に無償進呈

はじめてのヘナとハーブシャンプー解説書 

リピーター様に何度も同梱することを防ぐため希望者のみに配布。ご購入時、レジにて説明書同梱希望欄にチェックがない場合は同梱しておりませんのでご注意ください。

ヘナの使い方動画

使用上の注意点

はじめてのヘナやハーブシャンプーはパッチテストから

植物アレルギーに注意してください

マハラニ、アタルバ製品は100%天然の植物性の製品で、一切の化学薬品は配合されていませんが、最近、稀に植物アレルギーの反応が出る方がいらっしゃますので、植物アレルギーの心配がある方や、初めてご使用になる場合はパッチテストを行ってください。

使用上の注意点

パッチテストで異常がなくても、ご使用中、何らかの異常を感じた場合は、速やかに使用を中止し、よく洗い流してください。

ヘナ、シカカイ、インディゴ、ニーム、リタのみ、パッチテスト用の数グラムのサンプルを差し上げます。お買い物の際はメッセージ欄にてパッチ希望の製品名と「パッチテスト用希望」と明記ください。また、パッチテスト用だけをご希望の場合は無償で郵送いたします、お問合せフォームにて、パッチテスト用をご希望の製品名と送付先を明記してください。

お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。

化粧品がお肌に合わないとき即ち次のような場合には、使用を中止してください。そのまま化粧品類の使用を続けますと症状を悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。

(1)使用中、赤味、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常があらわれた場合

(2)使用したお肌に直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合

傷やはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないでください。

目に入ったときは、直ちに洗い流してください。

特異体質の方、腎臓病、血液疾患の既往症のある方、妊娠中や授乳中の方は専門医に相談してから使用して下さい。

高温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。